2007 Fiscal Year Annual Research Report
最新情報技術を活用した超大規模天文データ解析機構の研究開発
Project/Area Number |
19024070
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Research Institution | National Astronomical Observatory of Japan |
Principal Investigator |
大石 雅壽 National Astronomical Observatory of Japan, 天文データセンター, 准教授 (00183757)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
水本 好彦 国立天文台, 光赤外研究部, 教授 (20219653)
白崎 裕治 国立天文台, 天文データセンター, 助教 (70322667)
大江 将史 国立天文台, 天文データセンター, 助教 (30370109)
高田 唯史 国立天文台, 天文データセンター, 准教授 (10300708)
安田 直樹 東京大学, 宇宙線研究所, 准教授 (80333277)
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Keywords | 天文 / 多波長天文学 / データベース / コンテンツ・アーカイブ / 情報基盤システム |
Research Abstract |
国立天文台では世界中に分散する天文データベースを高速ネットワークを介して連携させ,多波長・超大量の天文データを活用した天文学研究基盤となるヴァーチャル天文台構築を進めてきた。本研究では,世界中に分散する超大量の天文観測データを検索した後,それらを迅速に,しかも,適切にデータ解析処理するために,これまでに実施したワークフロー機構試験実装の成果を踏まえ,ワークフローを容易に構築できるビルダプロトタイプを構築した。これはBioinformtics研究のために開発されたTavernaを利用し,グラフィカルユーザーインターフェースの元で容易にワークフローを構築・実行できる機構である。本機構は,国内のみならず海外でヴァーチャル天文台構築を進めているグループとも共同して開発しているため,将来的には国外の解析サーバをワークフロービルダを介して利用できることを目指している。 また,頻繁に利用される天文データベースへのアクセスを高速化する機構を開発・実装し,従来法に比べて最大150倍もの高速アクセスが可能となった。これらの機構を包含したヴァーチャル天文台運用システムを国立天文台に構築し,平成20年3月よりデータサービスの本運用を開始した。また,同システムには月1万ページものアクセス要求がきている。次年度に向け,分散共有ストレージシステム(物理的にはネットワーク上に分散しているがそれらがユーザーからみれば論理的には単一のファイルシステムであるかのように見える)については,若手研究者が積極的に海外の共同研究者と共に検討を行い,平成20年度の実装に向けた準備が整った。
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[Journal Article] Study on the environment around QSOs with redshift of 1 3 using the JVO System2007
Author(s)
Shirasaki, Y., Tanaka, M., Honda, S., Kawanomoto, S., Mizumoto, Y., Ohishi, M., Yasuda, Y., 他
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Journal Title
Highlights of Astronomy, Volume 14, Issue 14 14
Pages: 584-584
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[Presentation] 膨大な天体データを効率的に検索する方法の考察と実装2008
Author(s)
田中 昌宏, 白崎 裕治, 大石 雅壽, 水本 好彦, 石原 康秀, 堤 純平, 町田 吉弘, 坂本 道人, 中本 啓之, 小林 祐介
Organizer
情報処理学会第70回全国大会
Place of Presentation
茨城,つくば
Year and Date
20080324-27
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[Presentation] 膨大な天体データを効率的に検索する方法の考察と実装2008
Author(s)
田中 昌宏, 白崎 裕治, 大石 雅壽, 水本 好彦, 石原 康秀, 堤 純平, 町田 吉弘, 坂本 道人, 中本 啓之, 小林 祐介
Organizer
DEW2008(電子情報通信学会第19回データ工学ワークショップ, 第6回日本データベース学会年次大会)
Place of Presentation
宮崎,宮崎
Year and Date
20080309-11
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[Presentation] Japanese Virtual Observatory(JVO)の研究開発-2007年度全体進捗2008
Author(s)
大石 雅壽, 水本 好彦, 白崎 裕治, 田中 昌宏, 大江 将史, 川野元 聡, 本田 敏志, 安田 直樹, 増永 良文, 他
Organizer
日本天文学会 2008年春季年会
Place of Presentation
東京,代々木
Year and Date
2008-03-14
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[Presentation] JVOの研究開発(公開システムのデモンストレーション)2008
Author(s)
白崎 裕治, 田中 昌宏, 大石 雅壽, 水本 好彦, 川野元 聡, 大江 将史, 本田 敏志, 安田 直樹, 増永 良文, 他
Organizer
日本天文学会 2008年春季年会
Place of Presentation
東京,代々木
Year and Date
2008-03-14
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[Presentation] 「あかり」による近傍銀河のダストの観測2008
Author(s)
金田 英宏, 鈴木 仁研, 巻内 慎一郎, 岡田 陽子, 中川 貴雄, 尾中 敬, 土井 靖生, 左近 樹, 平下 博之, 田中 昌宏
Organizer
日本天文学会 2008年春季年会
Place of Presentation
東京,代々木
Year and Date
2008-03-14
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[Presentation] JVOの研究開発(全体進歩)2007
Author(s)
水本 好彦, 大石 雅壽, 白崎 裕治, 田中 昌宏, 川野元 聡, 大江 将史, 安田 直樹, 他
Organizer
日本天文学会 2007年秋季年会
Place of Presentation
岐阜,岐阜
Year and Date
20070926-28
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[Presentation] Subaru Data Analysis on Japanese Virtual Observatory2007
Author(s)
Shirasaki Y., Ohishi, M., Mizumoto, Y., Tanaka, M., Oe, M., 他
Organizer
UN/ESA/NASA Workshop on Basic Space Science and the International Heliophysical Year 2007
Place of Presentation
東京,三鷹
Year and Date
20070618-22
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[Presentation] Construction of Virtual Observatories through Global Collaboration and Standardization2007
Author(s)
Ohishi, M., Mizumoto M., Shirasaki, Y., Tanaka, M., Oe, M., 他
Organizer
UN/ESA/NASA Workshop on Basic Space Science and the International Heliophysical Year 2007
Place of Presentation
東京,三鷹
Year and Date
20070618-22
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