2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19043013
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
土井 一行 Nagoya University, 大学院・生命農学研究科, 准教授 (80315134)
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Keywords | イネ / 花粉不稔 / 遺伝子単離 |
Research Abstract |
マップベース法によるイネの配偶体型花粉不稔遺伝子の単離を行う。本来、T-DNAやTos17などのタグ系統では遺伝子単離は容易であるが、完全なものではない。それを補完するために、本研究では日本型品種台中65号へのガンマ線照射により誘発された突然変異系統を解析し、生殖研究リソースとして拡充していく。平成20年度は、以下の成果を得た。 ・新たな遺伝子としてgps14を同定し、染色体9に位置づけた。 ・gps4の高精度連鎖解析を開始した。gps4ヘテロ(06PSM338-9)に0. glumaepatulaイントログレッション系統(glumIL 127)を交雑したF1に由来する1152個体からなるF2分離集団を育成し、gps4を挟み込むDNAマーカー間(RM6370とRM8207との間)で組換えを持つ個体を172個体得た。これらの個体の花粉稔性を調査し、きらにDNAマーカーを利用した遺伝子の候補領域の絞り込みを行っている。 ・gps6の高精度連鎖解析を開始した。gps6ヘテロ(06PSM343-5)にO. meridionalisイントログレッション系統(merIL 27)を交雑して得た1536個体からなるF2分離集団を育成した。各個体について、花粉、葉、および種子を採取した。
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