2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19104003
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
國枝 秀世 Nagoya University, 大学院・理学研究科, 教授 (00126856)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小賀坂 康志 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 助教 (10324386)
古澤 彰浩 名古屋大学, エコトピア研究所, 助教 (20362212)
田村 啓輔 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 研究員 (80271526)
幅 良統 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 研究員 (60377950)
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Keywords | 硬X線 / 望遠鏡 / 気球実験 / 多層膜 |
Research Abstract |
1.2006年のSUMIT硬X線撮像気球実験およびすざく衛星の観測データ解析 取得データの中から意味のあるデータフレームを選び、天空にプロットした。 2.X線望遠鏡の開発 (1)結像性能向上:より表面形状の良い母型を用い、形状精度の高い反射鏡を製作した。その中から、良い反射鏡だけで望遠鏡を製作した。 (2)SPring-8における特性測定:上記、改良した望遠鏡の集光特性を硬X線で測定した。その結果約1.5分角の結像性能が得られた。 (3)金属母型によるレプリカ鏡の試作:Ni研磨母型に炭素層を成膜したうえでレプリカすることで反射鏡を試作できた。しかし、mmスケールのうねりが残っていることが分かった。 3.InFOCuS気球実験用Star Cameraの開発 カメラの選定とレンズ系の設計を行った。
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