2007 Fiscal Year Annual Research Report
人・社会・環境と情報システムが共生するためのネットワークコンピューティング技術
Project/Area Number |
19200005
|
Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
白鳥 則郎 Tohoku University, 電気通信研究所, 教授 (60111316)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菅沼 拓夫 東北大学, 電気通信研究所, 准教授 (70292290)
北形 元 東北大学, 電気通信研究所, 准教授 (20344731)
木下 哲男 東北大学, 情報シナジーセンター, 教授 (20282006)
今野 将 東北大学, 情報科学研究科, 講師 (50333894)
菅原 研次 千葉工業大学, 情報科学部, 教授 (00137853)
|
Keywords | 共生 / コンピューティング技術 / ユビキタスネットワーク / 情報基盤技術 / 見守り支援 |
Research Abstract |
初年度にあたる本年度は、人・社会・環境と情報システムが共生するためのネットワークコンピューティング技術に関する基礎的検討を行った。具体的には、本研究に関連する内外の研究動向調査、機能要件の検討、基本概念の検討、基本アーキテクチャ・基本モデルの設計等を重点的に実施した。4つの研究課題ごとの研究実績概要は以下の通りである。 1、ユビキタスネットワークの動的管理技術:ユビキタスネットワークの高精細ネットワーク情報収集・可視化、およびネットワーク情報の動的管理基本アーキテクチャに関する基礎的な検討を行った。 2、人・社会・環境と情報システムが共生するための新しいコンピューティング技術:本コンピューティング技術に対する機能要件を整理し、本コンピューティングの基本概念とアーキテクチャについて検討を行い、概念設計を行った。 3、人・社会・環境と情報システムの共生基盤の構築:情報システムが人・社会・環境のアウェアネスを認識するための方式を整理統合し、新たな認識のモデルについて詳細に検討した。 4、評価用アプリケーション:1〜3の各技術の評価を行うための評価用アプリケーションについて、機能要件の定義と基盤技術に関する基礎的検討を実施した。 以上の研究成果を国際論文誌、国際会議等にて発表した。また国際会議における基調講演、招待論文として招かれ、また論文賞を受賞するなど、本成果に対して国際的に高い評価を受けている。以上から本研究は当初予定通り進捗していると言える。
|