2008 Fiscal Year Annual Research Report
ウェブ上の知識資源の自在な群抽出・群連携技術と統合再利用・可視化基盤技術の研究
Project/Area Number |
19200007
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
田中 譲 Hokkaido University, 大学院・情報科学研究科, 教授 (60002309)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
ランザー アラン 北海道大学, 大学院・情報科学研究科, 特任准教授 (50374608)
伊藤 公人 北海道大学, 人獣共通感染症リサーチセンター, 准教授 (60396314)
吉田 哲也 北海道大学, 大学院・情報科学研究科, 准教授 (80294164)
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Keywords | ウェブ連携 / 群抽出技術 / 群連携技術 / 統合・再利用技術 / 情報可視化技術 |
Research Abstract |
ウェブ・サービスに対する群抽出・群連携理論を確立した。ウェブ上の知的資源の群抽出・群連携インタラクティブシステムのマン・マシン・インタフェース部分を試作開発した。特にサブジャンクティブ・インタフェースの技術を用いた試行錯誤の支援インタフェースを強化充実した。ウェブリレーションの一部の属性値を入力として指定することにより、この値に関連するその他の属性の値を出力するウェブ・アプリケーション、ウェブサービスの生成技術を確立した。これにより、モバイル機器からのアクセスも可能となり、携帯電話インタフェースも開発した。SVG(Scalable Vector Graphics)表現の図形オブジェクトを部品とし得る新しい2次元知識メディアシステムを基盤として開発し、多様な2次元の図式表現による可視化が可能な図式可視化フレームワークを確立した。具体的には、基本図形の連携合成として定義されたグラフィック・デザインをテンプレートして用い、そのパラメータの幾つかをウェブリレーションの属性に対応付けることにより、図式可視化を定義し実行可能な可視化フレームワークを確立した。応用として、インフルエンザ・ウィルスの予測のための自在な群抽出・群連携、統合可視化、知識表現と知識マイニング、マイニングの結果得られた規則に基づく情報可視化の過程のインタラクティブな繰り返しを可能とするシステムを試作開発し、最先端研究現場での評価を行った。申請者らが正式メンバーとして参加しているEUのIntegrated ProjectであるACGT(Advancing Vlinico Genomic Trials on Cancer)において、ウェブ上に分散して公開されているガンに関する臨床・ゲノム情報の統合連携と再利用・統合可視化に適用して、評価を行った。
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Research Products
(5 results)