2009 Fiscal Year Annual Research Report
イノベーション・クラスターの創生政策とグローバル・リンケージ
Project/Area Number |
19203021
|
Research Institution | Hosei University |
Principal Investigator |
洞口 治夫 Hosei University, 経営学部, 教授 (20209258)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松島 茂 東京理科大学, 専門職大学院・総合科学技術経営研究科, 教授 (00339508)
福田 淳児 法政大学, 経営学部, 教授 (50248275)
近能 善範 法政大学, 経営学部, 教授 (10345275)
行本 勢基 高松大学, 経営学部, 講師 (10434367)
松本 敦則 法政大学, 大学院・イノベーション・マネジメント研究科, 准教授 (20433211)
|
Keywords | イノベーション / クラスター / 産学連携 / 集合知 / 知識管理 / 集合戦略 |
Research Abstract |
本研究の成果は、以下の3点にまとめられる。 イノベーションと知識管理に関するシンポジウム「イノベーション・クラスターの創生政策とグローバル・リンケージ-知識管理と産学官連携の展望-」を開催した。開催日は2009年8月28日、開催場所は法政大学ボアソナード・タワー26階スカイホールであった。洞口は全体のコーディネーションを行う一方で、研究テーマ「知識管理と産学官連携の展望」についての報告を行った。近能、福田、行本が研究報告を行い、松島によるパネルディスカッションでは、「イノベーション・クラスターの創生政策に向けた提言」をテーマとしてパネラーとの討論を行った。松本が全体の司会を担当した。 洞口は、単著『集合知の経営-日本企業の知識管理戦略-』(文眞堂、2009年10月、全275ページ)を上梓した。イノベーション・クラスターの内部構造としての知識フローを、集合知の観点からまとめた。序章・終章と7つの章からなり、そのタイトルは以下のとおりである。序章経営における知識と能力-暗黙知の危険性について/第1章集合戦略と集合知/第2章共有知/第3章共生知/第4章現場の知/第5章コモンナレッジ/第6章集合知と集合戦略の拡張可能性-知識社会の国際経営戦略/補論・第7章知識のコラボレーションとクラスターの創生。 以下の2つの国際シンポジウムに招聘され、報告を行った。(1)「日本企業の対中国直接投資-中国政府による国家的経済戦略への反応パターン-」中国・南開大学日本研究院国際シンポジウム「グローバル化における東アジアの制度変革」2009年9月12日~14日、会場・天津市南開区。(2)"Japanese Foreign Direct Investment in China : Feasibility Study and Implementation of International Strategy." ICES(Institute of Comparative Economic Studies) 2009 International Conference, Hosei University, International Competitiveness, Globalization and Multinationalization of Firms : A Comparison of China and India, November 14, 2009, Boisonnade Tower F1. 25, Innovation Management Centre, Ichigaya Campus, Hosei University.
|
Research Products
(13 results)