2010 Fiscal Year Annual Research Report
プログラム評価理論・方法論を用いた効果的な福祉実践モデル構築へのアプローチ法開発
Project/Area Number |
19203029
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Research Institution | Japan College of Social Work |
Principal Investigator |
大嶋 巌 日本社会事業大学, 社会福祉学部, 教授 (20194136)
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Keywords | プログラム評価 / プログラム理論 / 社会実践福祉プログラム / 福祉アウトカム指標 / プロセス評価 / 効果的援助要素 / フィデリティ評価 / 科学的根拠に基づく実践 |
Research Abstract |
本研究は、アメリカを中心として理論的にも実践的にも急速に発展してきたプログラム評価の理論と方法論を用いて、新しく導入されつつある日本の社会福祉実践プログラムを、科学的根拠に基づく効果的なプログラムモデルとして構築するためのアプローチ法を開発・定式化し、社会福祉実践プログラムに関わる関係者間で共有することを目的としている。 これまで第Iステージ:効果的モデル構築のためのアプローチ法検討と合意形成、第IIステージ:予備的プログラム評価調査の実施、第IIIステージ:暫定効果モデルの構築、第IVステージ:全国プログラム評価調査の実施をしてきたが、本年度は第II~IVステージの研究をするとともに第V:効果的な提案モデルの構築、第VIステージ:効果的なプログラムモデル構築ためのアプローチ法の確立と提案を実施した。 第Vステージでは、全国プログラム評価調査から、アウトカム指標とプロセス評価・フィデリティ評価項目との関係を分析し、各個別プログラムの効果的なプログラムについて提案モデルを作成した。 第VIステージにおいては、アメリカから対人サービスのプログラム評価の専門家を招へいし作成したアプローチ法に対する意見を求めるとともに、国際シンポジウムを開催してアプローチ法の有効性について幅広く議論をした。本研究で確立した「効果的な社会福祉実践プログラムモデル構築のためのアプローチ法」をCD-TEP評価アプローチ法として定式化し、ホームページを作成し一般に公開をした。
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Research Products
(15 results)