2008 Fiscal Year Annual Research Report
埋込み型機能集積化CMOS神経細胞インターフェイスチップ
Project/Area Number |
19206042
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Research Institution | Nara Institute of Science and Technology |
Principal Investigator |
太田 淳 Nara Institute of Science and Technology, 物質創成科学研究科, 教授 (80304161)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
塩坂 貞夫 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (90127233)
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Keywords | CMOS / 生体内埋込 / イメージセンサ / マイクロ流路 |
Research Abstract |
【1】in vitro実証:今年度は,薬剤注入機構の集積化について研究を行った.まず薬剤を効率よく注入する機構をDRIEを用いて作製した.方式検討をした結果,既存のμTASデバイスを参考としてLSI上にハイブリッド集積化を行う手法を採用した.また初年度実施した高電荷注入効率電極形成技術を引き続き実施し,チップ上への集積化を行い,生理食塩水中での動作実証を行った. 【2】in vivo実証:確立したチップ試作技術により刺激電極,励起光源を集積化した埋植チップを用いて,マウス海馬における短期記憶活動を詳細に解析すると共に,電気刺激を行った結果のシナプス活動を検出後,更に電気刺激にフィードバックする一連の動作によるシナプス機能実証を行い,基本的な動作実証を確認した.
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