2008 Fiscal Year Annual Research Report
摂食抑制ホルモンNesfatin-1の受容体活性化機構の解明と臨床展開
Project/Area Number |
19209035
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
森 昌朋 Gunma University, 大学院・医学系研究科, 教授 (80174382)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
清水 弘行 群馬大学, 医学部, 講師 (20251100)
山田 正信 群馬大学, 医学部, 講師 (90261833)
岡田 秀一 群馬大学, 医学部, 講師 (20260474)
橋本 貢士 群馬大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (30396642)
井上 金治 埼玉大学, 理学部, 教授 (50091963)
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Keywords | Nesfatin-1 / Obesity / Hypothalamus / Appetite / Receptor |
Research Abstract |
(1)Nesfatin-1受容体の脳内免疫染色の検討:Nesfatin-1に比較的特異的に反応する受容体をMC4R phylogepetic tree及びNesfahn-1投与後の視床下部DNA micro-array方を用いて検索し、-pのクローンを得、GPCR-Nと銘々した。このGPCRは膜を7回貫通し、4つの細胞外ドメインと4つの細胞内ドメインからなる。そこで、細胞外ドメイシに相同する4種類Peptidesを合成し、家兎に免疫することにより特異的な抗体を1ドメインにつき2種類ずつ、合計8種類の抗体を得た。これらの抗体を用いてNesfatin-1が作用するラット視床下部における局在を検討したところ、室傍核、視索上核に特異的に発現していることが1つの抗体により確認された。 (2)Nesfatin-1受容体ノックアウトマウスの作成:Nesfatin-1に特異的な受容体GPCR-Nの生体内文分布をin situ hybridization方で検討し、脳内視床下部にも発現していることが判明した。現在、ホモロガウス・リコンビネーションを方を用いてノックアウトマウスを作成しキメラマウスの交配によりホモマウスを得ているが、中々ホモマウスが産まれてこない。
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