2007 Fiscal Year Annual Research Report
メディアアート表現によるユビキタスネット環境のユーザエクスペリエンス設計方法構築
Project/Area Number |
19300030
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
富松 潔 Kyushu University, 大学院・芸術工学研究院, 教授 (70264124)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
牛尼 剛聡 九州大学, 大学院・芸術工学研究院, 助教 (50315157)
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Keywords | インタラクションデザイン / エクスペリエンス / メデアアート / ユビキタス社会 / 設計方法 |
Research Abstract |
・メディアアート作品制作を通して世界的な研究機関と交流を深めて議論を活発にした。 ・LAVAL VIRTUAL2007、SIGGRAPH2007およびArsElectronica2007など国際的にメジャーな学会およびメディア芸術祭に参加して、「メディアアート表現による表現の実験」を実施した。 ・プロジェクトによるメディアアート作品制作を実施した。[テーマ1およびテーマ2] [テーマ1:主観志向座標系を用いただまし絵表現のあるアートワーク・インスタレーション] [テーマ2:人の手や肌を叩くことで、数種類の音を鳴らすことのできるコミュニケーション表現のあるアートワーク・インスタレーション] [テーマ1]で提案する主観指向インタフェースは、「ユーザは経験的に獲得した空間の解釈で3次元オブジェクトの配置をとらえる傾向がある」という仮説を着眼点とした。ディスプレイに表示する2次元表現の、ユ「ザの主観的な解釈を崩さないようにシステムが自動的に3次元空間に配置するという独創的な手法を用いた。 [テーマ2]では、人同士のボディータッチ、互いのスキンシップをインタラクションの手段に用いた「フレクトリックドラムス」の研究をコア技術としてメディアアート表現によりアイデアの展開を実施した。ソフトウェア開発により、叩く強さを関知して、楽器の音の大きさをコントロールすることができるようにすることで感情表現が可能となり、ノンバーバルコミュニケーション、音楽演奏を通した親密なコミュニケーションなど、メールや携帯電話などのようなこれまでの電子機器を介在したコミュニケーションにはない新しいメディアコミュニケーションの実験が可能となった。 オランダ・ユトレヒト芸術大学やドイツ・カールスルーエ造形大学、オーストリア・アルスエレクトロニカフユーチャーラボの研究者と交流した。
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Research Products
(24 results)
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[Presentation] Magical-Tile2007
Author(s)
Maki Terai, Jun Fujiki, Reiji Tsuruno and Kiyoshi Tomimatsu
Organizer
8th International Symposium on Smart Graphics
Place of Presentation
京都
Year and Date
20070600
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