2009 Fiscal Year Self-evaluation Report
メディアアート表現によるユビキタスネット環境のユーザエクスペリエンス設計方法構築
Project/Area Number |
19300030
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Media informatics/Database
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
TOMIMATSU Kiyoshi Kyushu University, 芸術工学研究院, 教授 (70264124)
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Project Period (FY) |
2007 – 2010
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Research Abstract |
(1)ハイテク機器やネットワークにより構成されたユビキタス生活環境は、現実空間とバーチャル空間がシームレスに融合した知的な生産活動の場であり、豊かな余暇時間を過ごす生活環境である。設計にあたっては、生活環境の観点で高いユーザの満足度が求められる。ユーザのインタラクション経験(ユーザエクスペリエンス)のクォリティを高める設計は、従来のような技術仕様先行型の開発手法や課題解決型の開発手法では十分な成果が望めない。 (2)本研究では、メディアアート表現による表現の実験により、バーチャルな世界(多機能コンテンツ)と人間の行動や身体動作との関係(ナチュラルマッピング)の設計方法、つまりインタラクションで得られる経験(ユーザエクスペリエンス)を豊かにする設計方法として、プロトタイプドリブンの次世代型デザインメソッドを開発するものである。 (3)研究の方法としてはワークショップ、インスタレーション、コンペティッション参加などの方法をとる。
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