2009 Fiscal Year Annual Research Report
ユビキタス環境用情報提示基盤ソフトウェアの研究開発
Project/Area Number |
19300033
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
田中 二郎 University of Tsukuba, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (20251043)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三末 和男 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 准教授 (50375424)
高橋 伸 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 准教授 (00272691)
志築 文太郎 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 講師 (20323280)
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Keywords | ユビキタス環境 / インタフェース / 情報提示 / アンビエント / ツールキット |
Research Abstract |
大小の画面に対して、同一のコンテンツから適切な表示・操作形態に変換するトランスコーディング技術に関して基盤となる要素技術やそれらの技術の適用シナリオに関して研究を行った。 情報提示技術に関しては、プラズマディスプレイ等の大画面、ノートパソコン等の通常画面、PDAや携帯電話等の小画面の間をやりとりされるコンテンツに対して「種々の状況に適した情報提示・操作」を行えるようにすることを狙いとし、「種々の状況に適した情報提示・操作」のためのフレームワークを提案し、その実装や評価を行った。 また情報表現に関しては、とくにアンビエントな情報提示に着目し、以下の研究を行った。 1加速度センサーを用いて大画面を操作する場合のインタラクション手法に関して、各種の検討や試作システムの実装を進めた。 2ユビキタス環境において、ジェスチャーによって入力を行う場合について、環境によってどのようなジェスチャーが有効かを調べ、またセンサーを物体に付加して入力を行う場合に、付加される物体によってどのようにジェスチャーが変化するかを調べた。 3アウェアネスを支援するシステムとしてユーザへ自発的に問いかけを行うシステムを実装し、評価実験を行った。
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