2008 Fiscal Year Annual Research Report
最適な電子カルティンターフェイス開発のためのアクティブマイニング
| Project/Area Number |
19300050
|
|---|
| Research Institution | Shimane University |
|---|
Principal Investigator |
津本 周作 Shimane University, 医学部, 教授 (10251555)
|
|---|
| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
花田 英輔 島根大学, 医学部, 准教授 (90244095)
平野 章二 島根大学, 医学部, 准教授 (60333506)
阿部 秀尚 島根大学, 医学部, 助教 (00397853)
|
|---|
| Keywords | データマイニング / 病院情報システム / アクティブマイニング / 電子カルテ / インターフェイス / 時系列マイニング |
|---|
| Research Abstract |
本課題の目的は,病院情報システムに医療行為の時系列的記録が電子的に蓄積されつつある背景から,その記録にアクティブマイニングの技術を活用し,医師・看護師にとって効率的に業務を進められるとともに,正確な情報を入力できるようなインターフェイス開発のための支援技術を開発することである:(1)記録データから,実際に医師・看護師が限られた時間の中でどのようにシステムのインターフェイスを利用しているかについて共通の性質を知識として抽出する。(アクティブユーザー指向データマイニング)(2)その知識と他の病院情報システムのデータを融合されることで,インターフェイスの問題点を発見,発見された問題点を修正する。(アクティブユーザーリアクション)(3)修正後に,データを動的に蓄積する。その際に,追加して記録したいデータ等あれば,医師・看護師等のユーザーの利用記録を追加的に収集できる仕組みを導入する。(アクティブ情報収集)以上(1-3)の過程を繰り返すことで,限られた時間内で果たさなければならない業務に最適なインターフェイスを反復法的に開発するための要素技術を開発し,それを実際の病院業務の中で実装,評価した。
|
