2008 Fiscal Year Annual Research Report
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19300162
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| Research Institution | Tohoku Institute of Technology |
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Principal Investigator |
小林 正樹 Tohoku Institute of Technology, 工学部, 教授 (90332981)
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| Keywords | 生体 / 蛍光 / 超音波 / 音響光学効果 / 診断装置 / 断層画像 / 光CT / センチネルリンパ節 |
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| Research Abstract |
本研究は,生体内に投与した各種蛍光ラベル剤からの蛍光分布を断層画像として計測することにより,生体生理機能やがんなどの病態を非侵襲診断する技術を開発することを目的とする。そのための手段として,励起レーザー光と同時に集束超音波を生体に照射し,音響光学効果により光を強度変調することにより発生した変調蛍光信号を高感度検出し,光散乱媒質中での蛍光強度の空間分布情報を獲得する超音波タグ蛍光断層画像計測技術の確立を目指す。これまでの検討では蛍光検出可能到達深度について,実際の生体試料を用いた実験から,近赤外光を用いて深さ30mmに埋設した直径3mmの蛍光体の検出が可能であることを実験的に示した。しかしこの手法を生体診断へ適用するためには,超音波焦点を電子的に走査する機構が必要があり,そのための1次元アレイ超音波発振素子を用いた位相制御による超音波フォーカシング並びにスキャニング機構を試作した。平成20年度はシミュレーション結果に基づいて機構,制御回路の改良と制御プログラムを試作し,蛍光変調計測実験を行った。その結果,液体散乱媒質内に設置した直径3mmの蛍光体試料を画像計測することができた。同時に,固定焦点型超音波発振素子との比較により検出感度と位置精度に関する課題を抽出することができた。また,実用化のためには生体に接触させて測定を行う必要があることから,診断用音響光学プローブについての検討も行った。それらの結果に基づき,今後は最終ターゲットである医用診断装置プロトタイプ機としての,センチネルリンパ節蛍光断層画像計測装置の開発を目指す。
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[Presentation] Basic examination of the endoscopic surgery using nanoparticle tracer2009
Author(s)
M. Hikage, M. Takeda, T. Kamei, M. Kobayashi, K. Gonda, M. Kumasaka, T. Nakano, Y. Sakurai, M. Kawai, C. Li-man, Y. Hamanaka, Y. Hamada, S. Satomi, N. Ohuchi
Organizer
2nd International Symposium on Nanomedicine 2009
Place of Presentation
Okazaki, Japan
Year and Date
2009-02-06
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[Presentation] Basic examination of the fluorescent endoscopic surgery using nanoparticle tracer2008
Author(s)
M. Hikage, M. Takeda, T. Kamei, M. Kobayashi, K. Gonda, M. Kumasaka, T. Nakano, Y. Sakurai, M. Kawai, C. Li-man, Y. Hamanaka, Y. Hamada, S. Satomi, N. Ohuchi
Organizer
11th International Congress of Endoscopic Surgery
Place of Presentation
Yokohama, Japan
Year and Date
2008-09-02
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