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2007 Fiscal Year Annual Research Report

ベスト・パフォーマンスのための個性対応型"身心の自己調整システム"の開発

Research Project

Project/Area Number 19300209
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

坂入 洋右  University of Tsukuba, 大学院・人間総合科学研究科, 准教授 (70247568)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 征矢 英昭  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 准教授 (50221346)
木塚 朝博  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 准教授 (30323281)
Keywords実験系心理学 / セルフコントロール / モニタリング / 気分 / 軽運動 / リラクセーション / ストレスマネジメント / パフォーマンス
Research Abstract

本研究課題の最終目的は、スポーツや仕事において最高のパフォーマンスを発揮するために、心理状態を各個人に最適な状態に自己調整するシステムを開発することである。すでに開発済みの、携帯電話を用いて活動中の心理状態の安定度と活性度をセルフモニタリングするシステムを活用して、本年は、監視課題遂行に伴って生じる心理状態(気分や疲労)やパフォーマンスの変化と、休息時に軽運動やリラクセーションを実施することによるその自己調整効果を、短期的および長期的に検討した。具体的には、リラクセーション法として安静および自律訓練法、アクティベーション法として歩行およびボール運動を取り上げ、それらの3分間の実施による心理状態調整効果を比較した。結果として、ボール運動の有効性が最も高く、心理状態の活性度・安定度・快適度の全てが統計的に有意に改善した。
次に、ライフセーバー18名を調査対象として、1ヶ月間の監視活動期間の心理状態の変化を毎日測定するとともに休息法としてボール運動を実施し、各個人の心理状態の長期的変化に関するデータを収集した。このデータに基づいて、セルフモニタリングシステムを個人別対応のものに修正するための分析を現在実施中であり、個性対応型プログラムの作成は20年度の課題として残された。本研究の意義は、成果として開発されるシステムを活用することによって、全ての人が各自の心理状態を随意に把握(セルフモニタリング)でき、自分の身体を活用して手軽に良好な状態へと調整(セルフコントロール)できるようになることである。心身のコンディションを最適な状態に自己調整できることは、健康維持に役立つだけでなく、スポーツや仕事において十分に力を発揮するために重要である。

  • Research Products

    (2 results)

All 2008 2007

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] 水難救助活動における監視作業に有効な走査法2008

    • Author(s)
      中塚 健太郎
    • Journal Title

      流通経済大学スポーツ健康科学部紀要 1

      Pages: 85-95

    • Peer Reviewed
  • [Presentation] 自律訓練法の有効性を検証するための課題2007

    • Author(s)
      坂入洋右
    • Organizer
      日本自律訓練学会第30回大会
    • Place of Presentation
      東京
    • Year and Date
      2007-09-23

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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