2009 Fiscal Year Annual Research Report
野外教育の体験活動によるコミュニケーションスキル獲得と日常生活への汎化の検討
Project/Area Number |
19300212
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Research Institution | Meio University |
Principal Investigator |
柳 敏晴 Meio University, 人間健康学部, 教授 (30239800)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西田 順一 群馬大学, 教育学部, 講師 (20389373)
橋本 公雄 九州大学, 健康科学センター, 教授 (90106047)
中島 俊介 北九州市立大学, 基盤教育センター, 教授 (80183507)
堤 俊彦 近畿医療福祉大学, 社会福祉学部, 教授 (20259500)
藤永 博 和歌山大学, 経済学部, 准教授 (20238596)
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Keywords | 教育系心理学 / 野外教育 / 体験活動 / コミュニケーション / 日常生活への汎化 / コミュニケーションスキル / 自然環境 / 社会的スキル |
Research Abstract |
今年度は以下の研究成果を得た。 1) 野外教育の最新の理論資料と考えられる"Outdoor Education-Methods and Strategies-" Ken Gilbertson et al.,Human Kinetics,2006.全213頁の日本語訳を行い、野外教育の理論構築の基礎とした。 2) 野外体験とコミュニケーションスキルとの行動的関連要因の検討、野外体験とコミュニケーションスキルに関する環境的関連要因の検討、コミュニケーションスキル獲得に向けた関連要因の提示の三点から研究を進め、「野外環境における一過性運動が感情に及ぼす影響」、「組織キャンプにおけるコミュニケーションスキルの向上を意図したソーシャルサポート介入研究」等の実証研究を進めた。 3) 組織キャンプ、海洋スポーツ、雪上スポーツの三つを方略としたプログラム開発を行い、それぞれ検証を行った。「海洋スポーツ・レクリエーションの意義、課題と展望」、「『キッズウインドサーフィン体験』のプログラム検討と評価」、「セーリングスポーツにおけるコミュニケーション行動尺度の作成と検討」、「コミュニケーションスキル獲得に関る遊びと『共同性』の検討」等の実証研究を進めた。 4) 人間関係円滑化を意図した野外教育プログラムによる日常生活への汎化の検討と、コミュニケーション促進プログラムの質的研究を進めた。「野外教育研究における質的研究法-日常生活への汎化の検証方法検討に向けて-」等の研究をまとめた。 1)2)3)4)研究の理解を進めるため、日本野外教育学会第12回大会(2009)において、「野外教育におけるコミュニケーションスキル獲得への挑戦」の自主シンポジウムを開催し、関係者の意見を戴いた。
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Research Products
(33 results)
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[Presentation] Peak oxygen consumption and leptin, adiponectin, HDL cholesterol, PAI-1 or APO-A in young female athletes.2009
Author(s)
Aya Yamada, Mariko Nakamura, Shigehiro Tanaka, Saimi Yamamoto, Toru Aizawa, Tetsushi Nakamura, Hiroshi Matsumoto, Mie Kitajima, Junji Meren, Syoichi Kashizuka
Organizer
14th Annual Congress of the European College of Sport Science
Place of Presentation
Norway
Year and Date
20090624-20090627
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[Book] 野外教育におけるコミュニケーションスキル獲得と汎化-エビデンスに基づいた実践のための基礎的研究-,全84頁,平成19~21年度科学研究費・基盤研究(B)研究成果報告書II2009
Author(s)
柳敏晴, 西田順一, 橋本公雄, 藤永博, 平野貴也, 中島俊介, 堤俊彦, 渡壁史子, 松本裕史
Total Pages
84
Publisher
名桜大学
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