2008 Fiscal Year Annual Research Report
国際文化探究学習のためのコミュニケーション・マネージメント・システムの研究
Project/Area Number |
19300286
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Research Institution | Hosei University |
Principal Investigator |
坂本 旬 Hosei University, キャリアデザイン学部, 教授 (60287836)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山田 泉 法政大学, キャリアデザイン学部, 教授 (30210438)
村上 郷子 法政大学, キャリアデザイン学部, 非常勤講師 (80383131)
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Keywords | 教育工学 / コミュニケーション / 異文化理解教育 / 国際理解教育 / 国際交流 / 情報教育 / 協働学習 / 探究学習 |
Research Abstract |
平成20年度科研費の成果は以下の通りである: (1)「文化探究学習」専用サーバーを使った交流 昨年度構築した文化探究学習プロジェクト専用の「NetColnmons」サーバーを使い、大学レベルではアメリカ・テキサス大学ダラス校及びカンザス州のハスケル大学等の学生たちと、掲示板を使った交流を行った。 (2)「NetCommons」に自動翻訳機能を組み込むためのモジュールの開発 引き続き、自動翻訳サブシステムを「NetCommons」に組み込むためのフロントエンド・モジュールを開発し、大学の授業を通じて実証的な検証と評価を行った。このシステムを使った交流校は、アメリカ・テキサス大学やカンザス州ハスケル大学などである。 (3)文化探究学習プロジェクト参加校の発掘 研究代表者坂本、研究分担者村上・山田、研究協力者御園生・菅原を中心にカンボジア・ベトナム・アメリカの学校や大学との関係を構築し、文化探究学習プログラムを広めた。大学レベルではベトナム・ベトナム国立ホーチミン社会科学人文大学、カンボジア・メコン大学、台湾・崑山科技大學、小・中等レベルでは、ベトナム・レクイドン高校・村山記念JVPF日本語学、カンボジア・職業開発訓練機構(V.D.T.O)一環の小学校、台湾・台中市立頼暦國小学校などを訪問し、来年度以降の新たな交流先を発掘した。 (4)海外の「文化探究学習」実践校との現地交流 文化探究学習を行った法政大学の学生グループが、日本の子どもたちの作品やメッセージを携えて2008年10月30日から11日9日までの日程で、アメリカ・カンザス州のカンザス大学、ハスケル・インディアン・ネーション大学、ニューヨークのニューヨーク市立大学、161小学校、モットホール学校などを訪問し、日本文化についての紹介やプレゼンを行い、現地での交流を行った。
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Research Products
(12 results)