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2009 Fiscal Year Annual Research Report

市街地火災安全基準の性能規定化に関する数理的研究

Research Project

Project/Area Number 19310104
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

糸井川 栄一  University of Tsukuba, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (80334027)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 加藤 孝明  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教 (30251375)
Keywords市街地火災 / 火災安全性 / 性能規定化 / 市街地連担性 / 出火 / 避難 / 延焼
Research Abstract

I.市街地防火関連諸制度に関する分析
各種都市計画制度、市街地整備事業等の制度目的等について整理した。
II.市街地の火災安全性の評価に関する分析
平成20年度までに検討した、市街地の火災安全性概念に関する分析に基づき、これまでに検討してきた手法の応用を図りつつ、市街地の火災安全性について、評価手法の数理的評価モデルを構築した。
III.市街地防火性能評価手法の適用可能に関する分析
上記の数理的評価モデルを組み込んで、地震火災時の広域避難場所への避難を計算実験し、その避難安全性を評価するシステムを開発した。これを用いて、具体の市街地を対象としたシミュレーション実験を行い、市街地火災安全性確保として避難時の人命安全性に注目し、人命安全性を一定以上のレベルとして確保するために、市街地に求められる防火要件を整理した。防火要件としては、延焼速度と出火確率を指標とし、安全性確保に必要な延焼速度、出火確率としてとりまとめるとともに、都市計画的対策による安全性確保の可能性について検討を行った。この成果は、投稿中であり、平成22年度中に学会発表の予定である。
また、東京都を対象として、広域避難時の避難圏域の再編によって避難安全性の向上を図るべく、最適化手法を用いて避難圏域を再編する手法を構築し、ケーススタディを行って、再編の実現可能性について検討した。

  • Research Products

    (2 results)

All 2009

All Presentation (1 results) Book (1 results)

  • [Presentation] 地震火災の延焼予測2009

    • Author(s)
      糸井川栄一
    • Organizer
      第2回「都市地震災害マネジメント」ミニシンポジウム
    • Place of Presentation
      東京工業大学
    • Year and Date
      2009-06-11
  • [Book] リスク工学シリーズ2「リスク工学概論」2009

    • Author(s)
      糸井川栄一, (共著:他名)
    • Total Pages
      179
    • Publisher
      コロナ社

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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