2009 Fiscal Year Annual Research Report
音楽文化における機械の役割-その歴史・現状に関する多面的分析と展望
Project/Area Number |
19320023
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
ゴチェフスキ ヘルマン The University of Tokyo, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (00376576)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長木 誠司 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50292842)
岡田 暁生 京都大学, 人文科学研究所, 准教授 (70243136)
安田 寛 奈良教育大学, 教育学部, 教授 (10182338)
佐近田 展康 名古屋学芸大学, メディア造形学部, 准教授 (20410897)
高橋 雄造 昭和大学, 富士吉田教育部, 非常勤講師 (60055225)
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Keywords | 機械音楽 / 音楽美学 / アルゴリズム / ピアノ教育 / 近代化 / 始原楽器 / 機械芸術 |
Research Abstract |
代表者は2007年に発表された作曲作品の電子ピアノのためのアレンジメントを作り、それをさらにフライブルク音楽大学でChristoph Sischkaの協力を得てヤマハのディスクラヴィアのための新しいアレンジメントを作った。2007年のヴァージョンを含めて三つのヴァージョンに詳しい説明を付けて(ドイツ語)聴覚資料としてホームページにアップロードした(http://fusehime.c.u-tokyo.ac.jp/gottschewski/musica/2F/gottschewski-de.htm)。 12月19日には第一年度(平成19年度)に作ったTHINKING MACHINE(作者:Martin Riches、三輪眞弘)の映像やビデオドキュメンテージョンを作った。ビデオについてはhttp://fusehime.c.u-tokyo.ac.jp/gottschewski/musica/thinkingmachine.html参照。 12月20日には展覧会・演奏会・シンポジウム「機械じかけの音楽」を行い、三輪眞弘(この科研の第一年度の分担者)・佐近田展康の新作発表、研究分担者のパネルシスカッションなどを行った。http://fusehime.c.u-tokyo.ac.jp/gottschewski/musicmachines/symposium20091220.htmlを参照。 代表者は自動ピアノを扱ったパフォーマンス研究のために「非標準的表現形式」という新しい概念を定義し、その分析方法を2010年1月9日と2010年3月19日の学会発表(いずれも韓国)で紹介した。http://fusehime.c.u-tokyo.ac.jp/gottschewski/doc/100109/を参照。
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Research Products
(36 results)