2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19320085
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Research Institution | Kanda University of International Studies |
Principal Investigator |
小林 美代子 Kanda University of International Studies, 言語科学研究科, 教授 (00364927)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮本 弦 神田外語大学, 言語科学研究センター, 特任講師 (10448920)
田中 真紀子 神田外語大学, 英米語学科, 准教授 (40236633)
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Keywords | 英語教育 / 早期英語教育 / 指導者養成・研修 / 英語運用能力 / カリキュラム開発 / 小学校英語 / 言語能力評価 / 指導者資格認定 |
Research Abstract |
研究プロジェクトの2年目にあたる平成20年度の主な研究活動は以下の3点である。(1)昨年度の活動過程で準備を進めてきた公立小学校教員を対象とするアンケート調査、(2)第一次プロジェクトで得たデータの発展分析及び研究成果の発表、(3)指導者研修・セミナーの実施。(1)に関しては、前年度までの研究活動の成果を基に、指導者に求められる英語運用能力に焦点を絞ったアンケート調査を実施し、千葉県、熊本県、愛知県の公立小学校の教員総計418名から回答を得た。回答の集計・分析を行い、中間結果をまとめた。(2)に関しては、第一次プロジェクトの調査結果を質的に分析し、考察を深め、国際応用言語学会(AILA)(平成20年8月;於ドイツ・エッセン市)及び全国語学教育学会(JALT)(同年11月)において、英語による研究発表を行った。また、平成19年度の口頭研究発表を基にまとめた論文が日本児童英語教育学会(JASTEC)紀要に掲載された。(3)に関しては、これまでの研究活動の成果を実際の指導者研修の場で実践に結び付けることを目指し、熊本県、千葉県、東京都において、主として小学校英語活動に関わる指導者を対象とするセミナー及びワークショップを開催した。平成21年2月には、神田外語大学とブリティッシュ・カウンシルの共催で、文部科学省・東京都教育委員会・千代田区教育委員会他の後援を得て、「実りある小学校英語に向けて」と題する一日のセミナーを東京(神田外語学院)で開催し、間近に迫った小学校5,6年生の英語活動必修化に向けて、現場の教師や関係者が強く関心を寄せるテーマに取り組んだ。平成21年3月末には、平成20年度の研究活動実績に基づき、報告書を編纂し、関係諸機関・個人に配布した。
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Research Products
(30 results)