2007 Fiscal Year Annual Research Report
小学校英語活動と中学校英語の連携についての総合的研究-研修の実態と教員意識の調査
Project/Area Number |
19320090
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Research Institution | Tokyo Kasei University |
Principal Investigator |
小泉 仁 Tokyo Kasei University, 文学部, 教授 (40411582)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石田 雅近 清泉女子大学, 文学部, 教授 (70146942)
加納 幹雄 金沢大学, 教育学部, 教授 (70353381)
古家 貴雄 山梨大学, 教育人間科学部, 教授 (30238696)
伊東 弥香 東海大学, 外国語教育センター, 准教授 (20434201)
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Keywords | 英語教育 / 小学校英語 / 小中連携 / 教員研修 / 教員意識 |
Research Abstract |
1.小学校英語活動と中学校英語科教育の連携についての実態調査 文部科学省中央教育審議会の審議のまとめや、小学校・中学校学習指導要領案の公開の遅れが影響し、アンケート調査の対象となる小学校英語活動を取り巻く情勢が変化しつつある中で調査項目の検討が予定通り進まなかったため、当初の予定を変更し、小学校・中学校の現状を調査するため、学校訪問、地方自治体の教育委員会担当者との会合、小・中教員による座談会企画、文科省研究開発指定校の研究発表の調査など20年度に実施する予定であったものを前倒しして次のように実施した。 ○教員座談会:神奈川県、横浜市、川崎市、千葉県成田市の小・中教員による座談会(6月)、石川県金沢市の小・中教員による座談会(12月)、那覇市の、小学校派遣中の中学校英語教員による座談会(3月) ○小学校公開研究会等においての実態調査:河内長野市立天野小・高向小・西中学校合同研究発表(11月)、三鷹市立三鷹第三中学校(11月)、入間市立藤沢南小学校(1月)、神奈川県中井町立中村小学校、狭山市立入間川小学校、横浜市立奈良中学校、桂小学校(2月) ○教育委員会での聞き取り:東大阪市(11月)、那覇市、宜野湾市、沖縄県(3月) 2.アンケート試行版の実施 大阪府内の市立小学校教諭を対象に調査の試行を実施、50人分の意識調査データを入手し分析した。小学校教員の英語活動経験の有無よって意識の違いにおいて優位な差が示されるなど、本調査の質問項目を再調整するための有効な資料となり、その結果を反映して20年6月実施予定の小学校教員用本調査の質問用紙と中学校教員用の試行調査用紙が完成している。本調査試行調査の分析結果は20年度初頭に座談会や聞き取り調査の分析とともに冊子にまとめ、8月の学会で発表する予定。
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