2010 Fiscal Year Annual Research Report
| Project/Area Number |
19320100
|
|---|
| Research Institution | Graduate School of Film Producing |
|---|
Principal Investigator |
深尾 淳一 映画専門大学院大学, 映画プロデュース研究科, 准教授 (70440427)
|
|---|
| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 厚子 映画専門大学院大学, 映画プロデュース研究科, 准教授 (00405044)
平山 勉 映画専門大学院大学, 映画プロデュース研究科, 准教授 (20306864)
|
|---|
| Keywords | プロデュース / 比較文化 / 芸術諸学 / 映画学 / オーラルヒストリー / インタビュー / 日本:ロシア:インド / プロデューサー |
|---|
| Research Abstract |
これまでに撮影した海外映画関係者についてのインタビュー映像のうち未整理であった部分について、現地語や英語からの書きおこしを進め、資料化した。また、インドで補足的な調査を行ない、研究の総括に必要な書籍、DVD、研究資料を収集し、また、関連する地元映画関係者との調整を行なった。
日本映画については、日本映画史の該当する時期についての文献を収集、整理した。
また、国内映画産業についての統計資料について、都道府県レベルの定量分析を展開し、映画鑑賞と相関する娯楽活動、相関しない娯楽活動などを分析した。
さらに、インタビューデータのテキストマイニング分析に関する予備的研究をふまえて、回想録のテキストマイニング分析を試みた。満鉄関係者の回想録のうち、一次資料によって経歴や言論活動などの裏づけが可能なものを使って、組織人としての言動と社会へのコミットメントの間の「相克」と「融合」が、どのように抽出されるのかを分析した。いくつかのテキストマイニング・ソフトを試行しながら、想定される傾向とその抽出のされ方について検証を行った結果、本人の意識が発言・回想の中で固有の表現として表れていた場合、固有となった契機が何らかのイベントにあるのか、または、家庭や世帯などの中での慣習から固有なものが生まれてきたのかを分析する方法論に取り組むこととなった。
|
Research Products
(7 results)
