2009 Fiscal Year Self-evaluation Report
Comparative Studies on Religious Reactivation in Modernization Process
Project/Area Number |
19320118
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
History of Europe and America
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
TAKENAKA Toru Osaka University, 大学院・文学研究科, 教授 (90163427)
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Project Period (FY) |
2007 – 2010
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Keywords | 近代化 / 世俗化 / 宗教再活性化 |
Research Abstract |
一般的な通念によれば、近代化過程においては、社会の合理化・世俗化が進展するため、宗教は衰退する傾向にあるとされる。しかし、歴史的実例からすると、逆に宗教がそれまでとは形を変えつつも、新たなエネルギーを得て活性化する事態が観察される。最近の世界における諸宗教の急進派の存在は、その公的な例である。 そこで本研究では、近代化と宗教的エネルギーはいかなる関係に立ち、また宗教の再活性化はどのような社会的要因に左右されるかを、種々の時代と国・地域に事例を求めて比較史的な観点から解明するものである。
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Research Products
(14 results)