2007 Fiscal Year Annual Research Report
近代日本における商業展開の研究-各地方税務監督局『税務統計書』による実証分析-
Project/Area Number |
19330078
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Research Institution | Seikei University |
Principal Investigator |
松本 貴典 Seikei University, 経済学部, 教授 (10219503)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
廣田 誠 神戸学院大学, 経済学部, 教授 (40189890)
牛島 利明 慶應義塾大学, 商学部, 教授 (30255591)
大森 一宏 駿河台大学, 経済学部, 教授 (90247594)
片岡 豊 白鴎大学, 経営学部, 教授 (30224439)
山田 雄久 帝塚山大学, 経営情報学部, 准教授 (10243148)
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Keywords | 近代日本 / 商業 / 流通 / 営業税 / 在来産業 / 経済合理性 / 数量分析 |
Research Abstract |
本研究の目的は、大蔵省主税局『主税局統計年報書』の下位統計である、各地の税務監督局『税務統計書』所収の営業税データにもとづき、近代日本における在来産業の主要部門である商業の地域展開を数量的に実証分析することである。 具体的には、東京府、大阪府、兵庫県、愛知県、福岡県、新潟県、長野県に関して、東京税務監督局や大阪税務監督局などの『税務統計書』所収の営業税データを基礎にして、府県内の商業展開を、市郡別に(東京府なら日本橋区、浅草区のように、長野県なら諏訪郡、長野市などのように)数量的に実証することを、本研究はめざす。 平成19年度には以下の作業を進めた。 (1)東京税務監督局、大阪税務監督局、京都税務監督局、愛知税務監督局、長野税務監督局、熊本税務監督局、仙台税務監督局、札幌税務監督局、広島税務監督局の『税務統計書』所収の営業税データベースが完成した。各メンバーはこれを用いて,代表者と分担者は、各府県内の商業展開を論客の形でまとめ上げる作業に入った。 (2)代表者と分担者は、平成19年度末までに数回開催した研究会で、各自が(1)の論文の内容を報告し、参加者と討議を行い、各論文をポリッシュしていった。
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Research Products
(11 results)