2007 Fiscal Year Annual Research Report
製品開発とサプライチェーンに関するシミュレーション分析およびビジネスゲーム開発
Project/Area Number |
19330082
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Research Institution | Yokohama National University |
Principal Investigator |
白井 宏明 Yokohama National University, 経営学部, 教授 (70334620)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松井 美樹 横浜国立大学, 大学院・国際社会科学研究科, 教授 (70173789)
田名部 元成 横浜国立大学, 経営学部, 准教授 (10313462)
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Keywords | ビジネスゲーム / サプライチェーン / 製品開発 / シミュレーション分析 |
Research Abstract |
1.ビジネスゲーム実施環境および開発環境の拡充 ビジネスゲーム実施・開発環境であるYBGシステムの有用性と利便性を高めるため、実証実験を通じて得られたユーザからの意見や要望に応え、開発言語のアップグレード、データベース管理システムとの連携、インターフェイスのマルチメディア化、多言語環境への対応等について実現可能性を検討した。 2.ビジネスゲームの構築と試行 製品開発やSCM、アジャイルな経営を目指す企業変革の先進的事例について文献レビューや面接調査を通じて得られた知見を基礎として、実証分析に裏打ちされたゲームルールを確認し、SCM、新製品開発に関するビジネスゲームのプロトタイプを作成し、学生によるトライアルを数回繰り返しながら、ビジネスゲームの改善を図った。 3.マルチ・エージェント・モデルの作成 シミュレーションにより、SCM、新製品開発に適したプロトタイプ・モデルを構築し、その挙動について調べるとともに、YBGシステムを用いたビジネスゲームの結果との相違点について検討を始めた。 4.研究会の開催及び学会での成果発表 定期的に研究会を開催し、ビジネスゲーム、新製品開発、SCMの各分野に詳しい実務家や研究者に講演や事例紹介等を依頼した。また、国内外で開催された学会(シミュレーション&ゲーミング学会、経営情報学会、DSI、POMS、EurOMA等)において中間的な成果を発表し、内容の更なる精査に努めた。
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