2009 Fiscal Year Annual Research Report
クロスメディアによるブランド・コミュニケーション戦略に関する日英米の国際比較
Project/Area Number |
19330094
|
Research Institution | Kansai University |
Principal Investigator |
陶山 計介 Kansai University, 商学部, 教授 (40154629)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川瀬 雅也 長浜バイオ大学, バイオサイエンス学部, 教授 (90224782)
鈴木 雄也 大阪産業大学, 経営学部, 准教授 (40382824)
後藤 こず恵 流通科学大学, 商学部, 専任講師 (80461127)
|
Keywords | クロスメディア / ブランド / コミュニケーション / 広告効果 / 日英米比較 / 小売店舗 |
Research Abstract |
平成21年度は、最終年度として日英米3ヵ国での紙おむつに関するインターネット調査結果の基本解析、さらに進んだ統計解析やその解釈を行った。その過程で共同研究者である英国エジンバラ大学のJ.Dawson教授を招聘して、消費者のブランド、メーカー、小売店舗などに関する消費者選択行動や広告効果をテーマに、論点や発見物の析出を行った。また米国カリフォルニア州立大学のR.Simeon教授など複数のマーケティング研究者からもコメントを受けた。 数度にわたる研究会での議論を経て、本研究課題である「クロスメディアによるブランド・コミュニケーション戦略に関する日英米の国際比較」を行った。(1)タッチポイントベースのブランド・コミュニケーションモデルの構築と仮説の提示、(2)アンケート調査を通じた日英米の消費者購買行動の実証(国別の共通性や差異性の抽出)、(3)新しい広告効果測定モデルの理論上・実務上のインプリケーションの提示、この3点がそれである。 それを受けて日本広告学会関西部会および同全国大会(9月、11月)や日本商業学会関西部会(12月)で相次ぎ報告する機会を得た。報告論題はそれぞれ、「小売店舗内外におけるブランド・コミュニケーションミックスと広告効果モデルの研究」、「ブランド・コミュニケーションミックスと広告効果」であった。なお日本広告学会の学会誌『広告科学』第52集にも同名の論文を掲載し、日本商業学会第60回全国研究大会でも報告の後、同学会の学会誌『流通研究』にも別の論文が掲載される予定である。さらにEAERCD、AMS、AAAな海外の学会での発表やジャーナルへの投稿を準備している。もちろん、各研究分担者が個別に研究成果を発表している。
|
Research Products
(7 results)
-
-
[Journal Article] Structure-activity Relationship of Anthraquinones on the Suppression of DNA-binding Activity of the Aryl Hydrocarbon Receptor Induced by 2,3,7,8-tetrachlorodibenzo-p-diokin2009
Author(s)
Fukuda, I., Kaneko, A., Nishiumi, S., Kawase, M., Nishikiori, R., Fujitake, N., Ashida, H.
-
Journal Title
J.Biosci.Bioeng. 107
Pages: 296-300
Peer Reviewed
-
-
-
-
-