2008 Fiscal Year Annual Research Report
グローバル環境下における経営管理技法の移転に関する研究-日韓中における実例と評価
Project/Area Number |
19330098
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Research Institution | Musashi University |
Principal Investigator |
前田 貞芳 Musashi University, 経済学部, 教授 (80061414)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松島 桂樹 武蔵大学, 経済学部, 教授 (90288374)
金 承子 武蔵大学, 総合研究所, 研究員 (20424773)
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Keywords | 経営管理技法 / 国際移転 / グローバル経営 / ABC / BSC / ERP / EVA / 原価企画 |
Research Abstract |
前年度の研究を踏まえて、研究テーマに沿い各自の分担を中心にして研究を進めるとともに、日本韓国における実態調査を実施した。 夏季休暇中の8月21日から3日間、武蔵大学において、中国の王春山教授(東北財経大学)、韓国のコンサルタント成恩淑(Eunsook Seong)氏を迎えて研究会を開催し、それまでの研究成果を踏まえて、研究テーマに関する討論を行うともに、今後の研究計画を議論した。その討論内容の主要な点は、つぎの通りである。 (1)中国における会計の状況とアンケート等による実態調査の可能性(2)BSCの進化:韓国のBSCの現況および発展過程に関する実務的研究、(3)日本のBSCの現状、(4)ABCとTDABCに関するアンケート調査の分析結果、(5)BSCの国際移転に関する比較研究-日本と台湾を中心として-、(6)新潟県の製造業におけるプロセス・マネジメントとIT利用-アンケート調査による分析-、(7)日本・韓国・中国における実態調査の案の討議。 平成21年2月21日からに2泊3日で、河口湖において韓国の趙賢衍教授(韓国キリスト教大学)を迎えてアンケート調査案の最終調整と韓国での実施方法について検討した。そのアンケート調査案に基づいて3月に日本と韓国においてアンケートを実施した。その調査結果は次年度はじめに分析し、報告することとした。次年度には、同様の調査を中国において行う予定である。 また、21年3月に中国の青池、大連の日系企業、中国企業6社を訪問し、経営技法の移転の視点から実態調査を実施した。 他方で、これまでの研究成果を第3回POM(Production and Operations Management)世界大会、日本会計研究学会、国際経営戦略学会、韓国会計研究学会等で報告し、学会メンバーのコメントを伺った。その他、韓国においては、申教授の主催する研究会の参加し、日本におけるBSCの導入の状況と方法、およびTDABCの考え方と導入状況を紹介し、実務界のメンバー含む参加者からのコメントを頂くとともに、議論を行なった。
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Research Products
(28 results)
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[Presentation] The Overview of Global Transfer2008
Author(s)
Keijyu Matsusima(松島桂樹) : Chair
Organizer
Production and Operations Manaement Society ″Proceedings of the 3rd World Conference on Production and Operations Management- POMTOKYO 2008, pp69-71.
Place of Presentation
学習院大学
Year and Date
2008-08-05
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