2008 Fiscal Year Annual Research Report
現代の育児環境に関する国際比較研究-日・韓・泰・米・仏・瑞の6ヵ国調査の細分析-
Project/Area Number |
19330104
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Research Institution | University of the Sacred Heart |
Principal Investigator |
大槻 奈巳 University of the Sacred Heart, 文学部, 准教授 (30356133)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡辺 秀樹 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30114721)
江藤 双恵 獨協大学, 全学共通カリキュラム, 非常勤講師 (50376828)
中野 洋惠 国立女性教育会館, 研究国際室, 主任研究員 (60155786)
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Keywords | 家庭教育 / 子育て / 国際比較調査 / スウェーデン / フランス / タイ / 韓国 / アメリカ |
Research Abstract |
2008年11月全米家族関係学会大会において研究発表"Japanese Families in Transition : Results of Six-Country Comparative Research"を行った(アーカンソ州リトルロック)。第一報告牧野カツコ「日本における最近の家族の変化と子育て-6ヶ国国際比較調査の概要」、第二報告藤本隆史「6ヶ国における家族規範の変化」、第三報告酒井計史「日本の父親の子育て参加に影響する要因」、第4報告舩橋惠子「子育てと仕事のバランス-日本・スウェーデン・アメリカの父親の意識-」として行った。活発な質疑応答を行い、研究の示唆を多く得た。 2009年3月に韓国訪問調査を行い、現地の子育て支援、子どもへの虐待防止支援を実施している機関を訪問した。 2009年9月に日本家族社会学会(奈良大学)においてラウンド・テーブル「国際比較調査をどう読み解くか-家庭教育6か国比較調査を行って-」を行い、国際比較調査の意義と解釈の難しさ・注意すべきことについて報告した。牧野カツコがコーディネーターを行い、渡辺秀樹「調査方法の諸問題」、酒井計史「結果の分析と解釈で困る問題」、大槻奈巳「国際比較調査によってわかること」を報告した。部会には多くの研究者が参加し、活発なものとなった。 2009年11月に延期していたアメリカの第2次調査を実施した。ジョージア州立大学ラロッサ教授と当該研究について意見交換を行い、研究成果の最終的なとりまとめを行った。 研究成果の最終的なとりまとめをふまえ、本研究の成果は2010年4月に牧野カツコ、舩橋惠子、渡辺秀樹、中野洋恵編『国際比較にみる世界の家族と子育て』ミネルヴァ書房として刊行した。
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Research Products
(19 results)
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[Journal Article]2008
Author(s)
柏木恵子・高橋恵子編, 牧野カツコ
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Journal Title
男性の家事・育児参加の国際比較、経年比較:日本の男性はなぜ家事・育児をしないのか?『日本の男性の心理学』所収(有斐閣)
Pages: 191-195
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