2009 Fiscal Year Annual Research Report
インクルージヴな地域社会創成のための都市型中間施設における実践の理論と方法
Project/Area Number |
19330127
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
津田 英二 Kobe University, 大学院・人間発達環境学研究科, 准教授 (30314454)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
末本 誠 神戸大学, 大学院・人間発達環境学研究科, 教授 (80162840)
伊藤 篤 神戸大学, 大学院・人間発達環境学研究科, 教授 (20223133)
横須賀 俊司 県立広島大学, 保健福祉学部, 准教授 (60304193)
新崎 国広 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (10362740)
植戸 貴子 神戸女子大学, 文学部, 准教授 (20340929)
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Keywords | 都型中間施設 / インクルージョン / 子育て支援 / 障害 / ジェンダー / ボランティア / 社会教育 / 地域福祉 |
Research Abstract |
この研究は、社会的排除に抗するインクルーシヴな社会を形成するための、地域社会における都市型中間施設モデル及び活動モデルを創出することを研究目的とし、国内外の実践的研究を実施している組織等とのネットワークのもとで計画・実施・評価を行い、各国あるいは地域間の差異と共通項とを整理し、一般化可能なモデルを練り上げていくことをめざしている。年間を通して、神戸大学サテライト「のびやかスペースあーち」及び、学内のインクルーシヴな学習支援(知的障害のある人たちの現場実習と学生の教育とを結びつける実践)の試みなどを実践的研究のフィールドとして、これらの場が地域社会のインクルージョンの拠点となるための方策・評価を継続的に実施した。同様に、その他のボランティア、ジェンダー、子育て、障害といった内容に焦点を当て、それぞれのフィールドでインクルーシヴな社会づくりに向けた実践モデル開発の試みとその評価を含む実践的研究を実施した。また、2008年度に実施したWEB調査「社会問題に対する態度」の分析を研究会の実施等を通して進め、分析結果に基づいた論文執筆・投稿を行った。さらに、国内外のネットワークのもとで共同的な実践的研究関心を高めた。特に韓国ナザレ大学との共同研究を推進した。これらの共同研究の成果をまとめ討議する機会として、内外の実践者、研究者を招聘して、2009年12月23日~24日に神戸大学で公開セミナー「共に生きる実践の足元を固める」を実施した。年度末には、にの実践的研究の中間報告書を作成し、研究成果を公開した。
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Research Products
(16 results)