2007 Fiscal Year Annual Research Report
基礎教育における住民参加・地域運営の取り組みと国際協力のあり方に関する比較研究
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19330186
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| Research Institution | Ochanomizu University |
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Principal Investigator |
浜野 隆 Ochanomizu University, 大学院・人間文化創成科学研究科, 准教授 (00262288)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
潮木 守一 桜美林大学, 大学院・国際学研究科, 招聘教授 (80022391)
内田 伸子 お茶の水女子大学, 副学長 (70017630)
無藤 隆 白梅学園大学, 子ども学部, 教授 (40111562)
野田 真里 中部大学, 国際関係学部, 准教授 (90334995)
三輪 千明 浜松学院大学, 短期大学部・幼児教育科, 講師 (00345852)
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| Keywords | 初等教育 / 幼児教育 / 住民参加 / ベトナム / カンボジア |
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| Research Abstract |
今年度は初年度であるため、まずは基礎資料を収集・整理するとともに、関係者から最新の資料と情報を入手し、データベースを作成した。その結果をもとに、国内の研究者との意見交換、国際機関とも共同でセミナーを開催し、本研究への関するインプットを得た。海外における現地調査において教育行政機関、国際機関や二国間援助機関の政策担当者および海外研究者と意見交換を行ない、調査設計を検討した。
現地調査は、2007年8月にカンボジアの幼児教育調査を行なった。教育・青年・スポーツ省、プノンペン王立大学、NGOなどを訪問し、調査候補地の選定、また、2007年12月には、カンボジアの基礎教育に関する調査を行ない、幼児教育の普及状況とその格差、就学前教育に関する在学の規定要因、幼児教育の教員・保育者の現状と養成システム、幼児の発達環境(絵本など、保育メディアの普及状況等)、幼児教育政策の現状と動向(特に、格差是正策と住民参加)に関する調査を実施した。2008年3月には、特に住民参加に焦点をあてて、現地NGOの協力を得つつ、寺院調査も行なった。ベトナム現地調査に関しては、2007年11月に教育訓練省、人民委員会、ハノイ教育大学、開発情報センターを訪問し、資料収集を行なうとともに、ハノイ教育大学との共同調査の可能性についても検討を行なった。また、2008年1月には、ハノイ教育大学の幼児教育、初等教育研究者の来目にあわせ、セミナーを実施し、意見交換を行なった。2007年9月にサラエボで開催されたWorld Council of Comparative Education Societiesにおいてベトナムの初等教育に関する研究成果報告を行なった。
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Research Products
(6 results)
