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2007 Fiscal Year Annual Research Report

大学の「教育力」育成に関する実証的研究-学生のキャンパスラフスからの考察

Research Project

Project/Area Number 19330187
Research InstitutionSophia University

Principal Investigator

武内 清  Sophia University, 総合人間科学部, 教授 (30012579)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 小林 雅之  東京大学, 大学総合研究センター, 教授 (90162023)
岩田 弘三  武蔵野大学, 現代社会学部, 准教授 (70176551)
大野 道夫  大正大学, 人間学部, 教授 (30245956)
Keywords教育力 / 大学力 / 職員力 / 学生力 / 学生文化 / 大学生
Research Abstract

大学の「教育力」とは何か。それはどのような要素から形成されているかに関して、文献や過去の学生調査のデータにより、理論的な検討を行った。「大学力」「教員力」「職員力」「学生力」から構成されていることを確認した。それらの関連、規定関係について考察した。大学の「教育力」の一翼を担う大学職員にインタビューを行い、職員の仕事、学生との関わりについて聞いた。大学職員の職務には、直接学生と関わるものと総務や経理のように直接のかかわりのないものもある。職員の職能形成も大切なことが明らかになった。関連した文献も蒐集し検討を加え、アンケート調査の実施を検討している。学生の「教育力」及び「教育力」の結果の指標になる学生の態度や文化に関しては、大規模な「学生調査」を実施し、そのデータの分析を進めている。この「学生調査」のデータを基点にすることにより、さまざまな「教育力」の影響力が明らかになる。調査対象大学は14大学であり、それぞれの大学の「教育力」には差異があり、それが学生の行動や価値観に違いを生じていることが示された。たとえば、「就職支援」に対する学生の満足度は2割から6割の間にあり、各大学の就職支援への取組の成果が現れている。授業への満足度や部・サークル活動への満足度も大学差がある。その差は、大学の伝統、規模、チャーター、立地条件、教員、入学偏差値、入学してくる学生の特質にも規定されていることが明らかになった。また、大学生の行動や価値観、時代の変化と共に変化していることは明らかになった。更なる緻密な分析をすすめている。

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Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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