2008 Fiscal Year Annual Research Report
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19360094
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| Research Institution | The University of Tokyo |
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Principal Investigator |
鈴木 雄二 The University of Tokyo, 大学院・工学系研究科, 准教授 (80222066)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
笠木 伸英 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80107531)
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| Keywords | マイクロ燃焼 / 消炎距離 / 表面反応 / レーザー計測 / モデリング |
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| Research Abstract |
本研究では,マイクロ流路内における気相燃焼に対する壁面材料,壁温の影響を定量的に評価し,マイクロ燃焼器の設計に極めて重要な消炎限界について系統的な知識を得ることを目標としている.本年度は,引き続き壁面の化学種が消炎距離に与える影響の評価,マイクロ流路内における条件付きOH2ライン法を用いた温度計測,マイクロ燃焼のモデル化を行った.
(1)壁面の化学種が消炎距離に与える影響の評価
石英表面にクロム、ルテニウムなどの薄膜を形成し、活性を人為的に高くしたプレートを作成した.そして,このプレートの間隔を変化させながら間に火炎を導入して消炎距離について検討を行い,化学的消炎効果について検討を行った.その結果,クロムでは消炎距離が増大することが判った.
(2)マイクロ流路内の振動火炎のモデル化
前年度構築した実験装置を用いて,石英製の燃焼器について等量比,壁温,燃焼流路間隔を変化させ,振動火炎が生じる条件を詳細に調べた.また,自発光のICCD高速度カメラによる計測から,火炎の速度を算出した.そして,壁面への熱損失を考慮したマイクロ燃焼のモデル化を行った.
(3)マイクロ流路内における条件付2ラインOH法を用いた温度計測
PMTの信号を用いて振動火炎に位相ロックさせる条件付OH2ライン法を構築した.そして,これをマイクロ流路内の燃焼場での火炎温度計測に適用し,基礎データを得た.
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Research Products
(5 results)
