2009 Fiscal Year Self-evaluation Report
Construction of a Theory of Sensor Networks Based on Multiterminal Information Theory and Applications
Project/Area Number |
19360175
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Communication/Network engineering
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
OOHAMA Yasutada The University of Tokushima, 大学院・ソシオテクノサイエンス研究部, 教授 (20243892)
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Project Period (FY) |
2007 – 2010
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Keywords | 多端子情報理論 / センサネットワーク / CEO問題 / 中継通信 |
Research Abstract |
本研究では,4年の研究期間において,センサネットワークを取り扱う理論的枠組を構築し,その枠組みにおいて理論限界を解明する.また応用として,明らかにされた理論限界に近づく通信システムの実現を試みる. 多端子情報理論はセンサネットワーク理論の構築の主要な柱になる.現実のシステムに基づき,多端子情報理論的立場からセンサネットワークの理論的モデルを構築し,得られたモデルに対し,通信の理論限界を数理的に明らかにする.応用として,センサネットワークシステムを計算機上で実現し,通信実験を行い,得られた結果と理論限界との差異を明らかにする.モデル化のためのセンサデバイスからの情報信号解析やシステム実現の部分では,実際のセンサデバイスを用いた実験研究も行う.
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