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2008 Fiscal Year Annual Research Report

景観政策と経済発展の整合性に関する日仏比較研究

Research Project

Project/Area Number 19360272
Research InstitutionNational Graduate Institute for Policy Studies

Principal Investigator

篠原 修  National Graduate Institute for Policy Studies, 政策研究科, 教授 (70101110)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 垣内 恵美子  政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (90263029)
阿部 大輔  政策研究大学院大学, 政策研究科, 研究助手 (50447596)
Keywords景観 / 文化的景観 / フランス / 経済発展 / 文化財
Research Abstract

平成20年度は、平成19年度に把握、整理したわが国およびフランス両国における景観政策の現状に基づき、両者の比較検討によるわが国への政策的インプリケーションの導出を試みた。フランスにおける事例文責の対象地であるナンシー市とアヌシー地方のうち、特に都市部のナンシー市に焦点を当て、より具体的な都市政策や文化財保護政策の内容を把握した。この基礎調査を踏まえ、フィールド調査ならびに現地の専門家との討論のため、平成20年11月に渡仏し、ナンシー市の現状を踏査した。平成19年度までに構築した人的ネットワークを活かし、(1)ナンシー市観光局、(2)ナンシー都市圏開発局(ADUAN)、(3)ナンシー市都市計画局、(4)ナンシー広域都市圏連合(Grand Nancy)においてインタビュー調査を行うとともに、一次資料を入手することができた。1月には、欧州の都市再生・地域再生の専門家であるクラウス・クンツマン教授(ドルトムント大学)を招き、景観を軸に都市を再生する新たなパラダイムとしての「創造都市」の可能性についての講演会を開催し、経済の重要性をいかに持続可能な都市空間に繁栄させていくかを議論した。なお、本研究の共同研究者であるクサビエ・グレフ(パリ第一大学)を2〜3月に招聘し、都市発展と経済発展についての複合的な議論を行った。こうした研究の展開の中で、河川の整備を基点とする都市再生に関する論説や、土木構造物遺産と建築遺産を活用した持続可能な都市再生の可能性についての論説を各種学会において口頭で発表している。

  • Research Products

    (1 results)

All 2008

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 小樽運河と石造倉庫群の保存運動から何を受け継ぐか2008

    • Author(s)
      篠原 修
    • Organizer
      日本建築学会
    • Place of Presentation
      小樽市民センター
    • Year and Date
      2008-11-16

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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