2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19370070
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Research Institution | Osaka Prefecture University |
Principal Investigator |
徳富 哲 Osaka Prefecture University, 理学研究科, 教授 (90142009)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中迫 雅由 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30227764)
吉原 静恵 大阪府立大学, 理学系研究科, 助教 (20382236)
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Keywords | フィトクロム / 植物光受容体 / 分子構造 / 結晶構造解析 / 光変換反応 |
Research Abstract |
フィトクロムは植物の赤色光受容タンパク質で、常温で安定な赤色光吸収型Pr、および遠赤色光収型Pfrのいずれかの状態をとり、その間を可逆的に光変換することができ、光分子スイッチとして〓くと考えられている。このユニークな光可逆性の謎はその分子構造に隠されていると考えられてい〓これまで世界中で植物フィトクロムの結晶化が試みられていたが、未だに成功例が無いが、その原因〓試料調製にある。発色団を結合し、光変換反応を示す高純度フィトクロムの大量調製系を確立するこ〓が不可欠である。昨年度ではこれを目指し、光変換活性を持つ高純度phyB試料の調製法の開発、確〓を目指し、以下の2通りの試料調製法の開発を試みた。 1)エンドウフィトクロムのアポアポタンパク質を大腸菌発現系で調製した後に、フィトクロモビリンアナログ発色団であるフィコシアノビリンと再構成し、発色団を結合したホロタンパク質を精製して用いる。 2)フィコシアノビリン発現系をもつ大腸菌内でアポタンパク質を共発現させ大腸菌内でホロタンク質を作らせる。 結果として、大腸菌発現系では分解産物生成、inclusion body形成などの問題が多く、結品化に耐えられる試料の大量供給は難しいと判断し、エンドウ黄化組織よりの純瓶大量精製系の確立を目指し、〓れに成功した。現在、この方法で試料を調製し。結晶化条件のスクリーニングを行っている。
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Research Products
(6 results)