2007 Fiscal Year Annual Research Report
森林生態系の加齢に伴う窒素飽和現象の解明とPnET-CNモデルを用いた影響予測
Project/Area Number |
19380086
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
徳地 直子 Kyoto University, フィールド科学教育研究センター, 准教授 (60237071)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大手 信人 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (10233199)
廣部 宗 岡山大学, 大学院・環境学研究科, 准教授 (20363575)
保原 達 酷農学園大学, 環境システム学部, 講師 (70391159)
舘野 隆之輔 鹿児島大学, 農学部, 准教授 (60390712)
小山 里奈 京都大学, 情報学研究科, 助教 (50378832)
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Keywords | 森林生態系 / 窒素飽和 / 土壌 / 高齢林 |
Research Abstract |
今年度は、加齢に伴う森林生態系の成熟過程をとらえるためのデータベースの作成をたちあげた。わが国を代表する森林を対象とし、試験地は、上述の護摩壇山試験地と、天然生林として申請者の所属する京都大学フィールド科学教育研究センターの所有する和歌山研究林(暖温帯針葉樹林)・北海道研究林(冷温帯落葉広葉樹林・冷温帯針広混交林)・芦生研究林(温帯落葉広葉樹林)、および鹿児島大学の高隈演習林(暖温帯照葉樹林)と研究連携者(舘野ら)の維持する徳之島三京地区遺伝子資源保全林(亜熱帯照葉樹林)を用いている。また、高齢人工林として名高い吉野(奈良県)および同じく高齢人工林である秋田杉の調査を行い、データベースに加えるかを検討した。これらの森林生態系において、(1)集水域データベース:徳地と福島(博士課程3年)が水質の分析および解析を行った。(2)土壌データベース:廣部・保原、(3)植物体データベース:舘野、菱、金子、(4)植物酵素活性データベース:小山、などそれぞれが担当のデータベースの作成を行った。
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Research Products
(6 results)