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2007 Fiscal Year Annual Research Report

マラリア原虫の赤血球結合ロプトリータンパク質の受容体の同定

Research Project

Project/Area Number 19390120
Research InstitutionEhime University

Principal Investigator

鳥居 本美  Ehime University, 大学院・医学系研究科, 教授 (20164072)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 大槻 均  愛媛大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (80403806)
Keywordsマラリア原虫 / 赤血球接着 / レセプター
Research Abstract

マラリア感染成立には、赤血球への侵入型であるメロゾイとの先端部小器官に局在する虫体側リガンドが赤血球側レセプターを認識することが必須である。先端部小器官のロプトリーに局在するRhopH複合体の赤血球表面レセプターでタンパク質を同定することを目的として本研究を行った。本年度は、ネズミマラリア(Plasmodium yoelii)のRhopH複合体に対する特異的モノクローナル抗体(mAb#25)をホルミル・セルロファインに結合させ、mAb#25アフィニティ・カラムを作成した。ネズミマラリア原虫(P.yoelii 17XL)感染マウス血液からパーコールを用いて精製した分裂体粗抽出液を材料として、 mAbアフィニティ・カラムを用いてRhopH複合体を精製した。次に、精製したRhopH複合体をホルミル・セルロファインに結合させて、RhopH複合体アフィニティ・カラムを作成した。このRhopH複合体アフィニティ・カラムを用いて、マウス赤血球膜タンパク質抽出液からRhopH複合体に親和性を持つ分子の分離を行った。同様にホルミル・セルロファインのみのコントロールカラムを用いて結合する赤血球膜分子を分離し、陰性コントロールとした。これら2つのサンプルをSDS-PAGEにて展開し、両者を比較してRhopH複合体アフィニティ・カラムに得意的なバンドを選択した。ゲルから切り出したバンドに含まれるタンパク質の性状解析を質量分析装置(LC/MS/MS)によって行っている。

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Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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