2007 Fiscal Year Annual Research Report
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19390205
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Research Institution | The Institute for Adult Diseases, Asahi Life Foundation |
Principal Investigator |
前田 愼 The Institute for Adult Diseases, Asahi Life Foundation, その他部局等, 教授 (40415956)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
芝田 渉 財団法人朝日生命成人病研究所, その他部局等, 准教授 (00435819)
柳内 綾子 財団法人朝日生命成人病研究所, その他部局等, 准教授 (10415961)
小椋 啓司 東京大学, 医学部附属院, 助教 (50376456)
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Keywords | NF-κB / JNK / 発がん / 消化管 / 動物モデル |
Research Abstract |
1.胃特異的IKKβノックアウトマウスにおける発がんモデルNF-κB活性化経路の重要なキナーゼIKKβKOマウスは胎生致死である。そこで胃特異的KOマウスを作成するため、Universtiy of Pennsylvaniaより供与されたFoxa3-cre Tgを用いてIKKβ-floxedマウスと交配し胃特異的IKKβKOマウスを作成した。これらのマウスにおいて発癌剤であるN-nitrosoureaを投与し、発がんに対する影響を検討した。その結果、腫瘍が抑制されることが明らかとなった。現在そのメカニズムを解析中である。2.JNK1ノックアウトマウスにおける発がんモデルJNK1ノックアウトマウスをもちいてN-nitrosoureaを投与し、腫瘍を観察すると、腫瘍数、大きさともに抑制された。そのメカニズムとして、In vitroの検討を行ったところ細胞の不死化および増殖の過程に活性酸素の活性化を介するJNK1の活性化が重要であることが明らかとなった。3.NF-κB阻害剤を用いた胃炎、腸炎の抑制 NF-κB阻害剤であるNEMO binding domainpeptide(NBD)を用いてマウス腸炎モデルであるDextran sulfate(DSS)による腸炎の抑制を検討したところ、その炎症所見は抑制された。また、炎症発癌モデルであるazoxymethane+DSSモデルにおいてもNBDの使用により腫瘍の発生が抑制された。他のNF-κB阻害剤であるIMD-354を用いて、NF-κBを活性化することで知られるヘリコバクターピロリによる胃炎への影響を検討した。その結果、胃炎の発生にはNF-κBの活性化が重要であることが明らかとなった。
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[Journal Article] Activation of Ikappa B kinase and NF-kappaB is essential for Helicobacter pylori-induced chronic gastritis in Mongolian gerbils2008
Author(s)
Yanai A, Maeda S, Shibata W, Hikiba Y, Sakamoto K, Nakagawa H, ohmae T, Hirata Y, Ogura K, Muto S, Itai A, Omata M
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Journal Title
Infect Immun 76
Pages: 781-7
Peer Reviewed
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[Journal Article] Cutting edge:The IkappaB kinase(IKK)inhibitor, NEMO-binding domain peptide, bloks inflammatory injury in murine colitis2007
Author(s)
Shibata W, Maeda S, Hikiba Y, Yanai A, Ohmae T, Sakamoto K, Nakagawa H, Ogura K, Omata M
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Journal Title
J Immunol 179
Pages: 2681-5
Peer Reviewed
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