2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19390227
|
Research Institution | Asahikawa Medical College |
Principal Investigator |
若宮 伸隆 Asahikawa Medical College, 医学部, 教授 (20210867)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大谷 克城 旭川医科大学, 医学部, 助教 (90396367)
鈴木 定彦 北海道大学, 人獣共通感染症リサーチセンター, 教授 (90206540)
吉田 逸朗 旭川医科大学, 医学部, 准教授 (20041816)
本村 亘 旭川医科大学, 医学部, 助教 (70374791)
張 成宰 旭川医科大学, 医学部, 特任助教 (50466497)
|
Keywords | レクチン / コラーゲン / 腎疾患 |
Research Abstract |
研究は、以下のごとく4つの大きな計画からなっており、3ヶ年で推進する予定である。 1.リコンビナントCL-K1・CL-P1作成とそれらの抗体作成を行い、各種リガンドとの結合検討 2.CL-K1・CL-P1ノックアウトマウスとトランスジェニックマウスの樹立。 3.腎疾患モデルマウスや上記マウスとの交配による腎病態解析とコレクチンの局在検討 4.ヒトにおける種々の腎疾患におけるCL-K1とCL-P1の発現解析と病態との役割検討 平成21年度は、2を中心に行った。遺伝子改変動物の作成については、ノックアウトマウスはCL-P1、CL-K1について両者とも、キメラマウスが樹立でき、さらにヘテロマウス作成が終了し、精子保存にて、ノックアウト解析に進んでいる。CL-P1は、仔マウスとして誕生せず、さらに7日、10.5日においても胎仔も存在せず、早期胎生致死であると考えられた。一方、CL-K1ノックアウトマウスは誕生し、一見正常に見えた。しかしながら、本KOマウスにおいてもノックアウト同士の掛け合わせでは胎生致死である結果がでて、いずれのコレクチンノックアウトマウスにおいても、形態形成に関与することが明らかになった。腎疾患についての検討は、ヒトでの各種腎炎や腫瘍が存在する市販組織切片を用いての検討を行っている。
|
Research Products
(8 results)
-
[Journal Article] Mannose binding lectin and lung collectins interact with Toll-like receptor 4 and MD-2 by different mechanisms2009
Author(s)
Shimizu, T., Nishitani, C., Mitsuzawa, H., Ariki, S., Takahashi, M., Ohtani, K., Wakamiya, N., Kuroki, Y.
-
Journal Title
Biochimica et Biophysica Acta 1790
Pages: 1705-1710
Peer Reviewed
-
[Journal Article] Scavenger receptor collectin placenta 1 (CL-P1) predominantly mediates zymosan phagocytosis by human vascular endothelial cells2009
Author(s)
Jang S-J, 大谷克城, Fukuoh A, Yoshizaki T, Fukuda M, Motomura W, Mori K, Fukuzawa J, Kitamaoto N, Yoshida I, Suzuki Y, 若宮伸隆
-
Journal Title
J.Biol.Chem. 284
Pages: 3956-3965
Peer Reviewed
-
-
-
-
-
-