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2007 Fiscal Year Annual Research Report

メチル化DNAマーカーと血清腫瘍マーカー併用によるヒト腎癌の早期診断法の開発

Research Project

Project/Area Number 19390417
Research InstitutionKochi University

Principal Investigator

執印 太郎  Kochi University, 医学部, 教授 (80179019)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 蘆田 真吾  高知大学, 医学部附属病院, 助教 (80380327)
井上 啓史  高知大学, 医学部, 准教授 (00294827)
Keywords腎細胞癌 / 腫瘍マーカー / メチル化DNA
Research Abstract

ヒト腎細胞癌では臨床的に有用な腫瘍マーカーがなく、分子標的治療剤が現れてきた現在の状況では効果を判断する際の問題点とあり得る。特に長期投与を要する高価な薬剤が有効かどうかは今後大きな問題点である。
我々は過去の研究により、ヒト腎癌において有望なメチル化マーカーと血清マーカー候補の同定に至った。その1つとしてHOXb13が挙げられる。我々の研究目的はメチル化マーカーDNAとHIG2のmonoclonal抗体を用いて字細胞癌患者さんにおいて感度、特異度共に優れた腫瘍マーカーの測定系を開発する事である。剛体的には両者を用いて腎臓癌において腫瘍-マーカー系の開発を行った後、他の疾患、即ち、尿路上皮癌、前立腺癌、腎不全、尿路結石、尿路感染症、水腎症などの尿路系の他疾患で発現がなく、特異性の高いマーカーであることを確認する
現在、ヒト腎細胞癌を対象に患者さんの血液、尿を用いて、HIG2の濃度、5種類のメチル化マーカーのDNAの発現をReal time PCRで定量性がもてる様に発現解析のシステムの立ち上げを行っている。またHIG2では新規の単クローン抗体も作成中である。
それと同時にコントロールとなる他の泌尿器科疾患(腎不全、腎盂腎炎、尿路結石、腎盂腫瘍、前立腺癌、他)の尿路閉塞性疾患について解析を行っている。
現在、これらの対象者の検体を集める事に時間を要しており、本研究のpacemakerとなりうる。また単クローン抗体の作成にはかなりの時間を要するためこれも本研究のpacemakerとなりうる。

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Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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