2007 Fiscal Year Annual Research Report
Runx2、Cbfbコンデショナルノックアトマスを用いた骨格形成機序の解明
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19390465
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
小守 壽文 Nagasaki University, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (00252677)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 カロリナアンドレア 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (50437828)
和泉 伸一 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (40264246)
宮崎 敏博 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (10174161)
森石 武史 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 技術職員 (20380983)
金谷 直子 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教務職員 (10380982)
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Keywords | Runx2 / Cbfb / ノックアウトマウス / 転写因子 / 骨芽細胞 / 軟骨細胞 / 骨形成 |
Research Abstract |
Cbfbはそれ自身DNA結合能を持たないが、転写因子Runx2とヘテロダイマーを形成し、Runx2のDNA結合能を増強させる転写共役因子である。実際、我々はGata1プロモーターCbfbトランスジェニックマウスを作製し、Cbfbノックアウトマウスと交配し、最終的に造血のみがレスキューされたCbfbノックアウトマウスを作製したが、このマウスでは、Runx2依存性の骨芽細胞分化、軟骨細胞の成熟が強く阻害されていた。Cbfbには、alternative splicingにより2つのアイソフォーム(Cbfb1、Cも蝕2)が存在する。Cl曲の機能をさらに検討するため、このスプライシングの認識配列にそれぞれ変異を入れることにより、Cbfb1、Cbfb2特異的ノックアウトマウスをそれぞれ作製した。Cb鋤1ノックアウトマウスでは、野生型マウスと比較し、マイクロ印で骨壷に有意な差を認めなかっ考。一方、C的2ノックアウトやクスは、密生型マウスに比較し身体も小さく、マイクロCTで有意な骨量の減少を苛めた。また、脊柱の攣曲も認めた。さらに胎生期の骨格形成をアリザリンレッドとアルシアンブルーで染色し、石灰化を調べると、石灰化の遅れが観察され、軟骨内骨化の遅延が認められた。組織学的解析から、これは軟骨細胞の成熟あ遅れに起囲していたムしたがって、CbA、2がRunK2のDNA結合話語語群監慧語法詣宗論豊訟浣謡一品昌誓霊詣競れ、今後、R叫X2とCb鋤を含む骨芽細胞特異的串よび軟骨細胞特異的転写複合体を明らかにする上で二番専な知鼠となった。
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Research Products
(36 results)