2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19390547
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
眞嶋 朋子 千葉大学, 大学院・看護学研究科, 教授 (50241112)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 禮子 兵庫医療大学, 看護学部, 教授 (90132240)
浅野 美知恵 順天堂大学, 医療看護学部, 准教授 (50331393)
正木 治恵 千葉大学, 大学院・看護学研究科, 教授 (90190339)
佐藤 まゆみ 千葉県立保健医療大学, 健康科学部・看護学科, 教授 (10251191)
増島 麻里子 千葉大学, 大学院・看護学研究科, 准教授 (40323414)
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Keywords | 看護系大学院 / 看護教育 / 支援プログラム / 専門看護師 / キャリア開発 |
Research Abstract |
【目的】医療機関において能力を持続的に開発するために作成された看護系大学院修了者支援プログラム(以下支援プログラム)参加者の支援プログラム後のコンサルテーションに関する認識の変化を明らかにすること。【方法】対象者は医療機関において患者の直接的看護を行なっており、CNS資格認定試験の受験準備者、合格者、または将来受験する可能性のある者で、修了者が実践している看護の専門領域は「がん看護」または「老人看護」であり、管理職でない者。調査方法:支援プログラム実施前、実施中、実施後に参加者の目標達成および支援プログラムの参加者への影響に関するデータ収集を自己記載式質問紙により実施。【結果】研究参加者は計21名、専門領域は「がん看護」20名、「老人看護」1名。コンサルテーションの実践に支援プログラムが効果をもたらしたと答えた者は18名(約86%)で、コンサルテーションに対する認識の変化について28記述がえられた。分析の結果<コンサルテーション課題を焦点化することの重要性の実感><コンサルテーション方法のイメージの広がり><コンサルテーションに必要な患者の分析視点の拡大><コンサルティをアセスメントする視点の更なる明確化><コンサルティの成長を育むための方法の重要性の気づき>などの8表題に分類された。【考察】結果より支援プログラムによるコンサルテーションに関する認識の変化は、コンサルテーションの焦点化、その具体的な方法、コンサルティへの支援方法、コンサルテーションへのモチベーションに関する内容に集約された。対象者らはコンサルテーションの目的を焦点化することや、コンサルティに対する支援方法の理論を既に学習しているが、実際の複雑な人間関係の中で展開されるコンサルテーション課題解決には、既知の理論の応用と現実の場での課題解決能力が要求される。今後は支援プログラム後の振りかえり学習を支援し、継続的能力開発の仕組みを計画することが課題である。
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Research Products
(1 results)