2009 Fiscal Year Self-evaluation Report
Developments of a fetus phantom and the educational guideline for ultrasound scan in the midwifery diagnosis.
Project/Area Number |
19390558
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Clinical nursing
|
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
KABEYAMA Kiyoko Kyoto University, 医学研究科, 教授 (20243082)
|
Project Period (FY) |
2007 – 2010
|
Keywords | 助産診断 / 超音波診断法 / 超音波検査 / 人体模型 / 胎児模型 |
Research Abstract |
本研究の目的は,助産師が超音波診断技術を修得するために使用する精巧で本物に近似した画像が得られる超音波用人体模型を開発し,その人体模型を用いて超音波診断技術を身につけさせるための超音波教育ガイドラインを作成することである。 (1)助産師の行う超音波診断業務に関する調査のまとめ わが国において助産師外来や院内助産院を備えている施設を,インターネット上で検索し,その全施設279施設(助産院181施設,病院やクリニック100施設)の助産師に対して質問紙による郵送調査を行った。調査内容は,対象の背景,勤務医療施設の背景,超音波検査に関することである。 (2)超音波診断法による妊婦の心理・認識への影響調査 京都府下の3病医院と大阪府下の2助産院の妊婦健診受診者215名を対象に,質問紙・健診前後にSTAI調査,心拍数・唾液アミラーゼの測定,健診場面の観察を行い,結果の分析を行った。 (3)超音波診断に関する教育方法の検討 助産師学生および勤務助産師に対して,超音波診断法に関する教育方法(講義内容と時間,超音波診断装置の使用方法,画像診断法等)の具体的な方法を検討し,教育のガイドラインを開発する。 (4)超音波診断に用いる人体(胎児)模型の試作品作成 京都科学,産科医,研究者で,どの妊娠時期のモデルを作成するかについて協議を重ね,妊娠異常などの発見時期としても重要な妊娠20週頃のモデルを作成する。
|