2008 Fiscal Year Annual Research Report
小児看護におけるケアリングと癒しの環境創造-アクション・リサーチを用いて
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19390564
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| Research Institution | The Japanese Red Cross College of Nursing |
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Principal Investigator |
筒井 真優美 The Japanese Red Cross College of Nursing, 看護学部, 教授 (50236915)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
江本 リナ 日本赤十字看護大学, 看護学部, 准教授 (80279728)
川名 るり 日本赤十字看護大学, 看護学部, 准教授 (70265726)
松尾 美智子 日本赤十字看護大学, 看護学部, 助手 (90460104)
山内 朋子 日本赤十字看護大学, 看護学部, 助手 (70460102)
平山 恵子 日本赤十字看護大学, 看護学部, 助手 (40520771)
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| Keywords | 小児看護 / ケアリング / 癒し / アクション・リサーチ |
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| Research Abstract |
本研究は、子どもが入院している医療施設で、アクション・リサーチを用いてケアリングと癒しの環境を創造することを目的としている。平成20年度は、以下の研究活動を行った。
1.米国の病院見学:(1)The Children's Hospital (Denver,CO,USA) ;「ナイチンゲール病棟」(癒しの病棟)、小児病棟、NICU等(2)St.Luke's Medical Center(Denver,CO,USA);小児病棟、院内図書館等(3)NYU Medical Center (New York City,NY,USA) ;小児病棟,NICU,小児専門外来等
2.Watson博士との検討会:本研究の理論的枠組み、研究方法、今後の方向性等について討議を行った。検討会では、アクション・リサーチ実施を予定している施設の事例を基に討議することで、アクション・リサーチの実施方法について具体的に再検討できた。研究課題名は英語では、「Cocreating the Caring Process which Enhance the Child and Family Care」と表記することとなった。
3.アクション・リサーチ実施にむけての準備および計画の検討:アクション・リサーチは6施設の病院で行うこととなった。各施設に勤務する研究協力者とその他の研究協力者で施設別アクション・リサーチ・グループを結成した。研究協力者との検討会を年5回行い、「子どもと家族の看護を阻んでいる現象/状況」に関して、アクション・リサーチを実施する各協力施設での課題を明確化し、課題に対処するための方略やアクション・リサーチの評価方法の検討を進めている。各施設の状況に応じて研究計画を立案し、各倫理委員会に研究計画書を諮り、研究実施の許可を得た。
4.研究発表:平成19年度の文献検索と事例検討で得られた知見について、国内で学会発表(6件)と雑誌論文による発表(3件)を行った。
次年度は、各施設でのアクション・リサーチを実施し、研究成果をまとめていく予定である。
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