2008 Fiscal Year Annual Research Report
東南アジア諸国における地下水人工涵養の最適システムの開発と活用に関する調査・研究
Project/Area Number |
19401002
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Research Institution | Akita University |
Principal Investigator |
肥田 登 Akita University, 名誉教授 (70015832)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
網田 和宏 秋田大学, 工学資源学部, 助教 (20378540)
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Keywords | 地下水人工涵養 / 地下水位 / 地下水温 / モニタリング観測井 / ピエゾメータ / 同位体 / 水質主成分 / 東南アジア |
Research Abstract |
1. 研究代表者及び研究分担者各1名のほか, 4名の海外研究協力者(ベトナム, タイ, インドネシア, 台湾より各1名)を加えた総勢6名により, 第2回地下水人工涵養国際研究集会(IRMARG2 : The First Annual International Research Meeting on Artificial Recharge of Ground Water)をWed 26-Fri 28, November, 2008の間, Department of Civil Engineering, National Pingtung University of Science and Technology, Taiwan(台湾, 国立塀東科学技術大学)において開催した。メンバーは, 各国の地下水人工涵養の研究状況について発表, 討論を行った。さらにPingtung近郊における人工涵養実験施設を全員で訪れ研究法等の意見交換を行った。 2. ハノイ市タン・ロン(Thang Long)工業団地域に地下水位のモニタリング観測井Nos. 1-3(ピエゾメータ)を設置し, 観測を継続した。地下水人工涵養を行うための基礎データを収集するためである。観測井No.1は, 21°06.951'N, 105°45.346'Eに置き, 90mm径・60m深, 先端にスクリーンを装着させた。各観測井には, 自記水位計・水温計(Loggers)を挿入して, 地下水位・水温の記録を採っている。手測りを併行している。 3. ハノイ市タン・ロン(Thang Long)工業団地域において行う人工涵養の適地選定の調査に着手した。 4. 研究分担者は, チェンマイ大学と地下水人工涵養涵養に関する共同研究を継続した。 5. 研究代表者は, 第2回地下水人工涵養国際研究集会(IRMARG2)において発表された4名の海外研究協力者と研究代表者による発表内容を取りまとめ中である。
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Research Products
(2 results)