2009 Fiscal Year Self-evaluation Report
Field survey and research on development and practical use of the optimum aquifer artificial recharge system in the Southeast Asian countries
Project/Area Number |
19401002
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 海外学術 |
Research Field |
Geography
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Research Institution | Akita University |
Principal Investigator |
HIDA Noboru Akita University, 名誉教授 (70015832)
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Project Period (FY) |
2007 – 2010
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Keywords | 水資源 / 水循環 / 地下水人工涵養 / MAR / 地下水 / 帯水層 / 東南アジア |
Research Abstract |
1.ベトナム、タイ、インドネシアにおいて予備的・実験的に実施されている地下水人工涵養の研究地(涵養池や観測井等の諸施設、関連する水循環域)を対象として人工涵養に関する現地調査・観測を重ね、これら3国の各実情に即した人工涵養の最適システムを開発し、活用のあり方を提示する。この研究をより具体的・実用的に深化させることにより、モンスーンの水文環境を意識下において東南・東アジア諸国における地下水人工涵養の最適システムを開発・確立する。2.地下水人工涵養は余剰の水を活用して地下水を人為的に強化(造り出す)方法である。強化の過程で水の浄化を兼ねることができる。本研究から得られたシステムに即し、量と質の両面で水危機の問題を抱えている東南アジア諸国において地下水人工涵養を活用させるための標準ガイドラインを策定する。3.東南アジア諸国に地下水人工涵養の研究と活用に関するネットワークを築く。4.研究組織は研究代表者、分担者(各1名、日本)と海外研究協力者(ベトナム、タイ、インドネシア、台湾より各1名)より構成した。
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Research Products
(8 results)
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[Journal Article]2009
Author(s)
Hida, N.
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Journal Title
An overview of experiences of basin artificial recharge of ground water in Japan(Journal of Japanese Association of Hydrological Sciences) Vol. 37, No. 4
Pages: 295-302
Peer Reviewed
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[Remarks] 造水シンポジウム :「東南アジアにおける河川浄化と地下水保全の課題と展望」1009年12月18日開催、東京、(財) 造水促進センター主催において、本研究課題の代表者と海外研究協力者 (タイ : Fongsaward, S. S.、ベトナム : Giang, N. V.、インドネシア : Utomo, E. P.) が本研究課題の研究成果を取り込んだ講演を行った (シンポジウム冊子 :「造水シンポジウム2009」、(財) 造水促進センター、2009所収)。