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2009 Fiscal Year Self-evaluation Report

Study on the state of ODA supported reforestation projects and its relation with management of local organizations in the Philippines

Research Project

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Project/Area Number 19401011
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Section海外学術
Research Field Area studies
Research InstitutionKurume University

Principal Investigator

HAYAMA Atsuko  Kurume University, 経済学部, 准教授 (30421324)

Project Period (FY) 2007 – 2010
Keywords森林 / 組織 / 開発 / 援助 / フィリピン / 土地利用
Research Abstract

(1)目的
フィリピンでは数多くの森林再生援助事業が実施されてきたにもかかわらず、多くの事業は持続的な森林再生にはつながっていない。その原因として、外部組織によってつくられた森林再生・管理のための開発組織が地域社会に根付かないことにあると考えた。それはその地域社会に開発組織を根付かせるための仕組みが存在していないことに起因し、他方、そのような仕組みが存在する地域社会では援助事業終了後における持続的な森林再生・管理が見られるとの仮説をたてた。この仮説を検証するとともに、この仮説に基づいて地域社会に開発組織を根付かせるための仕組みが何であるかを考察することが本研究の目的である。
(2)調査対象地
仮説検証のために以下の3つの山村でフィールドワークを行う。それらは、(1)ミンダナオ島北ダバオ州ニューコレリア町エル・サルバドル村、(2)ミンダナオ島ブキドノン州バレンシア市コンセプション村、(3)パナイ島イロイロ州マアシン町ボロ村である。3村ともに村の全域が国有林地内に含まれ、1990年代に海外援助機関による植林事業の対象地になった村である。植林事業に関連して森林管理のための住民組織がつくられた。それぞれの住民組織の現状は、(1)の山村では機能不全に陥ったが、(2)と(3)の山村では管理機能が継続している。(1)と(2)の山村のフィールド調査はわたしが、(3)の山村でのフィールドワーク調査はアテネオ・デ・マニラ大学の永井博子氏が担当する。

  • Research Products

    (2 results)

All 2010 2008

All Book (2 results)

  • [Book] 熱帯アジアの人々と森林管理制度-現場からのガバナンス論(市川昌広・生方史数・内藤大輔編, フィリピンにおけるコミュニティ森林管理-自治による公共空間の創造につながるのか)2010

    • Author(s)
      葉山アツコ
    • Total Pages
      278
    • Publisher
      人文書院
  • [Book] 村落開発と環境保全 住民の目線で考える(草野孝久(編), 政府主導の森林再生に対する住民の反応-フィリピン・アップランド村落の現場から)2008

    • Author(s)
      葉山アツコ
    • Total Pages
      200
    • Publisher
      古今書院

URL: 

Published: 2011-06-18   Modified: 2016-04-21  

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