2009 Fiscal Year Self-evaluation Report
Verification of Indian refugium hypothesis by analyzing phylogeography of ants widely distributed in Asia
Project/Area Number |
19405007
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 海外学術 |
Research Field |
Ecology/Environment
|
Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
HIGASHI Seigo Hokkaido University, 大学院・地球環境科学研究院, 教授 (90133777)
|
Project Period (FY) |
2007 – 2010
|
Keywords | 放浪種 / 系統地理 / アシナガキアリ / 生態系撹乱 / インド・レフュージア / チトクロームb遺伝 / マイクロサテライトDNA |
Research Abstract |
本研究は、アジア地域に広く分布するアリ類、特にツムギアリとアシナガキアリの分子系統地理解析により、インド・レフュージア仮説の検証を目的としている。 分析するDNA領域は、先行研究によって適度な変異性を確認したmtDNAのCO1とCyt b遺伝子領、および核DNAのマイクロサテライトDNAである。 これまでに採集した東南アジア各地の標本に加え、本研究でインド、スリランカ、アフリカの標本を得、これらのアリの起源と拡散の歴史を明らかにする。特にインドと東南アジアにおける拡散パターンを比較し、インドがレフュージアとして利用された可能性を検討する。
|
Research Products
(5 results)