2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19406014
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
一瀬 休生 Nagasaki University, 熱帯医学研究所, 教授 (70176296)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
辻 孝雄 藤田保健衛生大学, 医学部, 教授 (60171998)
金子 聡 長崎大学, 熱帯医学研究所, 教授 (00342907)
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Keywords | 下痢症 / 疫学 / 病因論的分析 / DSS / マルチプレックスPCR / コレラ |
Research Abstract |
本研究は、途上国で乳幼児の高い死亡原因となっている下痢症の実態の解明とともに高いHIV/AIDS陽性率を示す地域における下痢症の意義を探るのが目的である。 1) 2008年末からタンザニア国境のニアンザからはじまったコレラはウガンダ国境、中央部のイシオロ、北部国境、モンバサの海岸地域までコレラが流行し、ほぼケニア全土に拡大した。我々は厚生省当局から制圧にむけた技術的支援の要請を受け、現地に赴き、検体採取、原因菌の同定、分離菌の薬剤感受性を含めた性状検査などの結果を報告した。これまでに150株に上る01コレラ菌を分離し、生物型はクラシック、エルトールのハイブリッド型、テトラサイクリンに対してはほとんどが感受性であり、耐性の株の遺伝子はアジア株と同様であった。さらに流行の背景等についても分析を行なっている。 2) ナイロビ周辺地域のキアンブ地域では5歳以下の小児を対象にして下痢起因細菌の調査を行なってきた。病原大腸菌に対してはマルチプレックスPCRシステムの導入し、検出を行なっている。同時に、カンピロバクター、エロモナス、プレジオモナスシゲロイデスなどの下痢起因菌についても調査を進め、健康者の糞便の採取も同時に行い、その病原的意義について分析している。
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Research Products
(15 results)
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[Journal Article] Direct binding of gangliosides to Helicobacter pylori vacuolating cytotoxin(VacA)neutralizes its toxin activity2010
Author(s)
Akihiro Wada, Makoto Hasegawa, Pooi-Fong Wong, Emi Shirai, Nobuaki Shirai, Li-Jing Tan, Rafael Llanes, Hironobu Hojo, Eiki Yamasaki, Akitoyo Ichinose, Yoshio Ichinose, Masachika Senba
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Journal Title
Peer Reviewed
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[Presentation] A Study on Effect of Education on Biosafety Technique in NUITM-KEMRI Laboratory2010
Author(s)
Chika Narita, Sora Suka, Amina Galata, VictorAger, Mwajuma Abubakar, Gabriel Miringu, Martin Bundi, Masaaki Shimada, Mohamed Karama, Shingo Inoue, Yoshio Ichinose
Organizer
1^<st> Annual Biological Safety Conference, African Biological Safety Association,
Place of Presentation
KEMRI Training Centre Nairobi, Kenya
Year and Date
20100308-20100312
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