2009 Fiscal Year Annual Research Report
米国国立医学図書館等の所蔵の日本古医書の調査・目録・データベース作成
Project/Area Number |
19406017
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
酒井 シヅ Juntendo University, 医学部, 特任教授 (00053033)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡部 幹夫 順天堂大学, 医療看護学部, 教授 (00138281)
梶谷 真司 帝京大学, 文学部, 准教授 (50365920)
舘野 正美 日本大学, 文学部, 教授 (20155104)
町 泉寿郎 二松学舎大学, 東アジア学術総合研究所, 准教授 (40301733)
松村 紀明 帝京平成大学, ヒューマンケア学部, 助教 (00422379)
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Keywords | 北米図書館 / 医学書 / 古書 |
Research Abstract |
研究の目的は北米に所蔵されている古医学書の調査し、目録を作成して広く活用される環境を整えることにある。その目的に沿って本年度は前年度に引き続き、特に蔵書が多く目録が存在しないカルフォルニア州立大学サンフランシスコ校の古医学書の調査、目録作成を行っている。本年度に入り行方不明であった別置の古医学書が見つかったので、併せて目録への追加登録・修正作業中である。 第二に、カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校、コロンビア大学、プリンストン大学のアジア関連の図書館、ニューヨーク市立図書館等の日本古医学書の蔵書状況について調査を行った。同時にそれぞれのアジア図書館関係司書から北米の日本古医書についての情報を得て、今後の連絡網を構築した。また、こられの調査を通して、日本の古医学書がどのようなルートで、いかなる目的で北米に輸入されたか、理由、背景などを、前年度に引き続き調査した。特に、コロンビア大学の元司書の甲斐美和氏からは、戦後の占領期に日本から接収した図書を議会図書館ならびに主要な大学図書館がどのように引き受けたかについての聞き取り調査を行い貴重な証言を得た。 第三に、2009年9月21日にプリンストン大学において同調査についてのワークショップを開催し、現地の研究者・院生などと、日本古医書についての情報・意見交換を行った。
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[Journal Article]2009
Author(s)
町泉寿郎
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Journal Title
(研究成果報告書)ワークショップ曲直瀬道三-古医書の漢文を読む-(二松学舎大学21世紀COEプログラム)
Pages: 1-360
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